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2020年9月7日

Overseas FX Broker Spread

XMのスプレッドは広い!取引コストが割高でオススメできない

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XMは豊富なボーナスや充実したコンテンツを武器に、日本人トレーダーから最も人気のあるFXブローカーです。

ただし今後長く利用するにあたって、客観的にスプレッドや取引コストだけに焦点を当ててみた場合に、どれほどのサービスをXMが提供しているのか気になるところではないでしょうか。

当サイトではXMの「スタンダード口座」と「ゼロ口座」において、各時間帯のスプレッドを測定し、実測スプレッドを算出した上で、他のFXブローカーと比較しました。

その結果スタンダード口座のスプレッドは他社と比較しても広く、またゼロ口座も取引手数料が高いため、取引にかかるコストが高額となってしまい、オススメできないことがわかりました。

この記事では、XMのスプレッドについて具体的な実測スプレッドを提示し、他のブローカーとスプレッドを比較してランキング化するなど、わかりやすく解説いたします。

■目次

  • XMの口座ごとでスプレッドはどう違うか?
  • XMの公式スプレッドを確認!
    • スタンダード口座の公式スプレッド
    • ゼロ口座の公式スプレッド
  • 当サイト計測!XMの主要6通貨ペア「実測スプレッド」
    • XMスタンダード口座の実測スプレッド
      • USD/JPY(スタンダード口座)
      • EUR/USD(スタンダード口座)
      • EUR/JPY(スタンダード口座)
      • GBP/JPY(スタンダード口座)
      • GBP/USD(スタンダード口座)
      • AUD/USD(スタンダード口座)
    • XMゼロ口座の実測スプレッド
      • USD/JPY(ゼロ口座)
      • EUR/USD(ゼロ口座)
      • EUR/JPY(ゼロ口座)
      • GBP/JPY(ゼロ口座)
      • GBP/USD(ゼロ口座)
      • AUD/USD(ゼロ口座)
    • ゼロ口座の取引手数料
  • XMスタンダード口座のスプレッドを他の海外FX業者と比較!
  • XMゼロ口座の手数料を含めた取引コストで他のFX業者と比較!
  • XMのスプレッドまとめ

XMの口座ごとでスプレッドはどう違うか?

XMは口座タイプが3種類で、注文方式は2種類しかありません。

注文方式は「マイクロ口座」と「スタンダード口座」が「STP方式」で「ゼロ口座」が「ECN方式」です。

STP方式はトレーダーと為替市場の間にブローカーが入り、トレーダーが注文を行うと自動的にブローカーが提携している金融機関へと振り分けられるため、スプレッドが広く設定されています。

一方のECN方式は、トレーダーの注文がブローカーを介せず直接市場へと流れるため、スプレッドが狭い代わりに取引ごとに手数料がかかる仕組みとなっているのです。

ゼロ口座はスプレッドが最小0.0pipの狭さを実現していますが、ゼロ口座で取引を行うべきかは取引手数料を加えたトータルコストで判断する必要があります。

XMの公式スプレッドを確認!

XMが公式サイトにて公表している各口座の平均スプレッドがあるため、それぞれの数値をご紹介します。

スタンダード口座の公式スプレッド

公式サイトにて公表しているスタンダード口座の平均スプレッドは以下の通りです。

ゼロ口座の公式スプレッド

公式サイトにて公表しているゼロ口座の平均スプレッドは以下の通りです。

当サイト計測!XMの主要6通貨ペア「実測スプレッド」

海外FXスプレッド部では、XMの取り扱っている主要6通貨ペアのスプレッドを実際に測定した「実測スプレッド」を公開しています。

この実測スプレッドを算出すことで、公式サイトとの違いや各ブローカーとの比較が簡単に、かつわかりやすく行えるため、その検証結果をご紹介いたします。

実測スプレッドの測定方法はこちらをご覧ください。⇒ https://spreadbu.com/survey/

⇒ 海外FX10業者のスプレッド比較表はこちら

⇒ 海外FX10業者のスプレッドランキングはこちら

XMスタンダード口座の実測スプレッド

スタンダード口座の実測スプレッドを各通貨ペア別に解説していきます。

USD/JPY(スタンダード口座)

USD/JPYにおいて各項目の数値をわかりやすく紹介いたします。

USD/JPYの24時間における実測平均スプレッドは「1.81pips」で、公式サイトが公表している「1.6pips」と比較すると「0.21pips」スプレッドが広い結果になりました。

スプレッドが拡大しやすい時間帯は早朝に集中していて、とくに5時から8時までの時間帯は広がりやすい傾向にあります。

このスプレッドが広がる要因は「取引量が低下するため」です。

世界の為替市場はいくつかあり、必ず24時間どこかの市場が動いてますが、この5~8時の時間帯には世界三大市場がクローズしています。

1.東京市場:8:00~15:00
2.欧州市場:15:00~21:00
3.米国市場:21:00~6:00

世界三大市場が開いている時間帯は参加しているトレーダーが多く、取引量も多いです。しかしこの3つがクローズする時間帯は、取引量が低下してスプレッドの拡大を引き起こすことになります。

このため最大スプレッドのみならず、最大平均スプレッドも米国市場の閉まった6時台が一番広かったです。これはUSD/JPYに限らず、すべての通貨ペアで起きることになります。

最小スプレッドは「1.5pips」で、すべての時間帯で「1.5pips」になる時がありました。

最小平均スプレッドは「1.66pips」で20時、22時、23時に発生しており、欧州市場と米国市場が切り替わる時間の前後にスプレッドが狭くなる傾向にありました。

ただしスプレッド分布図をみると、欧州市場と米国市場が切り替わる21時台に平均スプレッドがばらつく傾向にあるので、このタイミングでトレードを行う際はスプレッドが広くなる可能性を考慮する必要があります。

 

EUR/USD(スタンダード口座)

EUR/USDにおいて各項目の数値を整理すると以下の通りになります。

EUR/USDの24時間における実測平均スプレッドは「1.83pips」でしたが、公式サイトでは「1.7pips」と公表されており「0.13pips」スプレッドが広い結果になりました。

EUR/USDで最もスプレッドが拡大する時間帯は6時で、最大平均スプレッドの時間も同じく6時でした。

スプレッドが拡大しやすい時間帯は、USD/JPYと同じく早朝に集中しており、4時から8時までの間でした。最小スプレッドは「1.6pips」で、全時間帯で最小スプレッドにて取引できるチャンスがあります。

最小平均スプレッドは「1.73pips」で、24時間の中で3回ほどタイミングがあり、欧州市場と米国市場が切り替わる時間の前後にスプレッドが狭くなりました。

 

EUR/JPY(スタンダード口座)

EUR/JPYにおいて各スプレッドの数値を確認しましょう。

EUR/JPYの24時間における実測平均スプレッドは「2.39pips」で、公式サイトによる「2.3pips」と比較して「0.09pips」スプレッドが広い傾向にありました。他の通貨ペアと比較して公式スプレッドとの差が少ない通貨ペアです。

EUR/JPYで最もスプレッドが拡大する時間帯は6時で、平均スプレッドの最も拡大する時間も同じく6時でした。スプレッドが拡大しやすい時間帯は、5時から8時までの間です。

最小スプレッドは「1.9pips」で、全時間帯で最小スプレッドにて取引できるチャンスがあります。

最小平均スプレッドは「2.10pips」で、24時間の中で2回ほどタイミングがあり、欧州市場がクローズする前にスプレッドが狭くなっていました。

スプレッドの分布図では、欧州市場と米国市場が切り替わるタイミングだけでなく、日本市場と欧州市場が切り替わるタイミングでも、スプレッドの広さにばらつきが生じる傾向でした。

 

GBP/JPY(スタンダード口座)

GBP/JPYにおいて各スプレッドの最大・最小値、平均値の詳細をご紹介します。

GBP/JPYの24時間における実測平均スプレッドは「4.12pips」で、公式サイトで公開されている「3.6pips」よりも「0.52pips」スプレッドが広い傾向にありました。

このスプレッドは他の海外FXブローカーと比較してもかなり広い基準にあり、XMで「GBP/JPY」の取引はやめた方がよいでしょう。

GBP/JPYでは6時と7時の2時間に渡って最もスプレッドが拡大しており、平均スプレッドの最も拡大する時間帯は6時でした。スプレッドが拡大しやすい時間帯は、4時から8時までの早朝です。

最小スプレッドは「2.6pips」でこれまでの通貨ペアとは異なり、全時間帯で発生しているわけではなく、日中に発生することが多く、夜間は最小スプレッドにならない時間帯がありました。

最小平均スプレッドは「2.10pips」で、0時台が一番狭い平均スプレッドでした。

スプレッドの分布図では全時間帯におけるばらつきが多く、21時台に突如「16.1pips」というスプレッドを記録することもあり、USDを含む他の通貨ペアよりもスプレッドが安定しにくい傾向です。

 

GBP/USD(スタンダード口座)

GBP/USDにおけるスプレッドの各数値を紹介いたします。

GBP/USDの24時間における実測スプレッドは「2.67pips」で、XMが公表している平均スプレッド「2.4pips」と比較すると「0.27pips」の相違が認められ、実測スプレッドの方が広い結果になりました。

GBP/USDの最大スプレッドは「17.0pips」で、早朝の6時台に発生。またスプレッドが拡大しやすい時間帯は、6時から8時までの間でした。

最小スプレッドは「1.7pips」で、8時台、12時台、14時台を除くすべての時間帯で発生していました。また最小平均スプレッドは「2.43pips」で、22時台の米国市場が開かれた後のスプレッドが最も狭かったです。

スプレッドの分布図は、欧州市場と米国市場の切り替わるタイミングでスプレッドにばらつきがみられる傾向でした。

 

AUD/USD(スタンダード口座)

AUD/USDにおいて各スプレッドの値についてまとめました。

AUD/USDの24時間における実測の平均スプレッドは「2.01pips」であり、公表の平均スプレッド「1.9pips」と比べて実測スプレッドが「0.11pips」広い結果となりました。

AUD/JPYの最大スプレッドは「9.0pips」で、早朝の6時台に最も拡大しており、前後の4時から8時までの間に平均スプレッドは拡大する傾向があります。

最小スプレッドは「1.6pips」で、全時間帯で「1.6pips」になるタイミングがありました。平均スプレッドの最も狭い数値は「1.84pips」で、22時台の米国市場が開かれた後のスプレッドが一番狭かったです。

スプレッドの分布図によれば、早朝以外にも欧州市場と米国市場の切り替わる21時台にスプレッドが広がるケースもあり、市場の切り替わり時間のトレードには注意が必要です。

 

XMゼロ口座の実測スプレッド

ゼロ口座の実測スプレッドについてそれぞれの通貨ペアを解説します。

USD/JPY(ゼロ口座)

ゼロ口座のUSD/JPYにおいて各項目の数値を整理して紹介します。

 

ゼロ口座のUSD/JPYにおける実測平均スプレッドは「0.26pips」であり、公式サイトが公表している「0.1pips」と比較するとスプレッドが「0.16pips」広いことがわかりました。

またスタンダード口座のスプレッドは「1.81pips」であるため「約1.5pips」も狭く、ECN口座の特徴である低スプレッドであることが証明されました。

ただしのちほど詳しく説明しておりますが、ゼロ口座には「スプレッド+取引手数料」がかかりますのでご注意ください。

最大スプレッドは「13.8pips」で、スタンダード口座の「14.0pips」より多少小さい程度で、数値はほとんど変わりません。しかしながら、最大平均スプレッドは「1.34pips」であり、スタンダード口座の「2.87pips」と比較すると「1.5pips」スプレッドが狭い結果になっております。

スプレッドの拡大しやすい時間帯は5時から8時までで、スタンダード口座と変化ありません。

最小スプレッドは「0.0pips」で、6時を除いたすべての時間帯でスプレッドが一切発生しない状況でしたが、米国市場のクローズした6時台のみ最小スプレッドが「0.6pips」までしか下がりませんでした。

最小平均スプレッドは「0.11pips」で、22時の米国市場に切り替わった後が最も平均的に低い時間帯です。

 

EUR/USD(ゼロ口座)

ゼロ口座のEUR/USDにおいて各項目の数値を整理して紹介します。

ゼロ口座のEUR/USDにおける実測平均スプレッドは「0.23pips」で、公式サイトでは「0.1pips」と公表されており、実測値のほうが「0.13pips」スプレッドが広い結果となりました。

ただスタンダード口座の「1.83pips」と比較すると「約1.6pips」も狭かったです。

EUR/USDで最もスプレッドが拡大する時間帯は6時で、この時の最大スプレッドは「14.7pips」とスタンダード口座の「15.0pips」とほぼ変わらない値でした。

また最大平均スプレッドは「1.31pips」でしたが、スタンダード口座は「2.85pips」であり「約1.5pips」の差があります。スプレッドが拡大しやすい時間帯は、5時から8時までの間です。

最小スプレッドは「0.0pips」で、全時間帯で6時を除くすべての時間帯でスプレッド無しで取引できるチャンスがあります。

最小平均スプレッドは「0.13pips」です。時間帯は20時、22時、2時で、スタンダード口座とまったく同じ時間帯により、スプレッドが狭くなります。

分布図をみると早朝以外の時間にばらつきはあまりみられず、全体的に安定したスプレッドを提供していることがわかります。

 

EUR/JPY(ゼロ口座)

ゼロ口座のEUR/JPYにおけるスプレッドの値を紹介します。

ゼロ口座のEUR/JPYにおける実測スプレッドは「0.65pips」で、公式サイトによる「0.4pips」と比較して「0.25pips」スプレッドが広い傾向にありました。

またスタンダード口座の平均スプレッド「2.39pips」と比較すると「約1.7pips」も狭いです。

EUR/JPYの最大スプレッドは「15.8pips」です。他の通貨ペアと同じでスタンダード口座とあまり変わらない数値でした。

最もスプレッドが拡大した時間帯は6時ですが、7時の最大スプレッドも「15.7pips」とほとんど変わらず、この2時間が最も拡大しやすい時間帯になります。

平均スプレッドの最も拡大する時間も同じく6時でした。

最小スプレッドは「0.0pips」ですが、早朝の5時から9時までの時間帯だけ「0.6pips」が最小スプレッドとなり「0.0pips」まで下がることはありません。

最小平均スプレッドは「0.35pips」で、欧州市場がクローズする前の20時台にスプレッドが狭くなっていました。

 

GBP/JPY(ゼロ口座)

ゼロ口座のGBP/JPYにおいて各スプレッドの数値をわかりやすくまとめました。

ゼロ口座のGBP/JPYの実測平均スプレッドは「1.62pips」で、公式サイトで公開されている「1.2pips」よりも「0.42pips」スプレッドが広い傾向にありました。

ただスタンダード口座の「4.12pips」と比較すると「2.5pips」もスプレッドは狭くなります。

最もスプレッドが拡大するのは6時と7時で「18.9pips」を記録しました。また平均スプレッドの最も拡大する時間帯は6時の「5.58pips」でした。

スプレッドが拡大しやすい時間帯は、5時から8時までの間です。

最小スプレッドは0.6pipsで、今回測定した中で唯一「0.0pips」にならなかった通貨ペアになります。またスプレッドが拡大する6時台の最小スプレッドは「1.1pips」です。

最小平均スプレッドは「1.15pips」で、0時台が最も狭い平均スプレッドを記録しました。

スプレッドの分布図を見ると、すべての時間帯でばらつきが大きい傾向にあることがわかります。

早朝だけでなく、東京市場と欧州市場の変わる時間帯や欧州市場から米国市場に変わる時間帯にばらつきが大きかったです。

 

GBP/USD(ゼロ口座)

ゼロ口座のGBP/USDにおける各種スプレッドの値と時間帯の関係をまとめました。

ゼロ口座のGBP/USDにおける実測スプレッドは「0.48pips」で、XMが公表している平均スプレッド「0.3pips」と比較すると「0.18pips」の相違があり、実測スプレッドの方が広い結果になりました。

スタンダード口座の実測スプレッドは「2.67pips」であったため、ゼロ口座の方が「2.1pips」も狭い結果でした。

GBP/USDの最大スプレッドは「16.2pips」で早朝の6時台に発生。またスプレッドが拡大しやすい時間帯は、5時から8時までの間でした。

最小スプレッドは「0.0pips」で、日中から夜間にかけて発生している傾向があり、早朝の時間帯は「0.6pips」より下がらなかったです。

また最小平均スプレッドは「0.24pips」で、22時台の米国市場が開かれた後のスプレッドが一番低かったです。

スプレッドの分布図をみると、スプレッドの狭さにばらつきが生じるのは早朝の他に、欧州市場と米国市場の切り替わる前後でした。

 

AUD/USD(ゼロ口座)

ゼロ口座のAUD/USDにおいて平均スプレッドや最大・最小スプレッド、平均スプレッドをわかりやすくまとめました。

AUD/USDの24時間における実測の平均スプレッドは「0.56pips」であり、公表されている平均スプレッド「0.4pips」と比べて実測スプレッドが「0.16pips」広い結果でした。

しかしスタンダード口座の平均スプレッドは「2.01pips」であったため、ゼロ口座の方が「約1.4pips」スプレッドが狭くなっています。

AUD/JPYの最大スプレッドは「8.8pips」で、早朝の6時台に最も拡大し、前後の5時から8時までの間に平均スプレッドも広くなりました。

最小スプレッドは「0.0pips」ですが、5時から7時の時間帯だけは最小スプレッドが「0.6pips」です。平均スプレッドの最も狭い数値は「0.38pips」で、22時台の米国市場のオープン後が最も狭くなりました。

スプレッドの分布図をみるとスタンダード口座と同じく、早朝と欧州市場と米国市場の切り替わる21時台にスプレッドがばらついており、スプレッドが急に広がる可能性があります。

ゼロ口座の取引手数料

XMのゼロ口座は「ECN方式」の口座であるため、STP方式のスタンダード口座より主要通貨ペアのすべてにおいて、実測平均スプレッドは狭いことがわかりました。

ただし「ゼロ口座」はスプレッド以外にも取引ごとに手数料がかかります。したがって取引を行う上で、実測スプレッドに取引手数料を加えた「トータルコスト」を考慮する必要があります。

なぜならば「トータルコスト」を計算せずに注文・決済を行うと、スプレッドでは利益が出ていても手数料を差し引いた時に損失に転じる可能性があるからです。

XMにおける主要通貨ペアのトータルコストをまとめたものが下の表です。

XMのUSD/JPYの場合、取引手数料が1万通貨あたり往復1ドルかかり、実測スプレッド分を加えるとトータルコストは133円となります。

XMではスプレッドが狭い通貨ペアもありますが、1万通貨あたりの取引手数料が高いため、トータルコストも総じて高くなる特徴があります。

XMスタンダード口座のスプレッドを他の海外FX業者と比較!

XM「スタンダード口座」の主要通貨ペア6種類の実測スプレッドを他の海外FXブローカーと比較し、ランキング順位をまとめました。

(参考ページ:https://spreadbu.com/rank/?curencyOneUrl=1)

上記の表からわかるように、XMの通貨ペアはどの通貨ペアであってもスプレッドの広さがワースト3の中に入っており、総合順位でも最下位の10位でした。

このためSTP方式の口座として取引をするにあたって、XMのスタンダード口座を使うのは他社と比較して非常に不利です。

とくにGBP/JPYのスプレッドは、9位であるHotForexと比較しても「1.2pips以上」スプレッドが広いため、XMの特徴の一つであるボーナス付与を考慮したとしても取引をするべきではないでしょう。

XMゼロ口座の手数料を含めた取引コストで他のFX業者と比較!

XMのECN方式であるゼロ口座においても、主要通貨ペアについて手数料を含めたトータルの取引コストを、他の海外FXブローカーと比較してランキング化しました。

(参考ページ:https://spreadbu.com/rank/?curencyTwoUrl=1)

上記の表においてXMは6通貨ペアの総合順位が8位と非常に低いです。

しかし実はXMの「ゼロ口座」におけるスプレッドの狭さは非常に優秀であり、実測スプレッドだけでランキング化すると順位は以下のようになります。

実測のスプレッドだけでみれば6通貨ペアの平均スプレッドは「0.63pips」であり、10社の中でも狭さは2位にランクインします。

ただXMのゼロ口座における大きなデメリットは取引手数料の高さにあり、1万通貨あたりの手数料が1ドルと高額であるために、最初の表のように総合順位が8位まで下がってしまっているのです。

取引手数料はスプレッドに関係なく、取引量に応じてかかるため、取引を行うほど不利に働き、トレードの損益に直結する問題として重要な要素です。

以上の内容からXMのゼロ口座もトータルコストの面を考慮すると、オススメできるブローカーではありません。

XMのスプレッドまとめ

XMのスタンダード口座とゼロ口座において、各時間帯のスプレッドを測定し、実測スプレッドを算出し比較したところ、すべての通貨ペアにおいて公式サイトのスプレッドよりも広い結果となりました。

スタンダード口座のスプレッドは他社と比較しても非常に広いです。

とくに前述したように「GBP/JPY」のスプレッドは9位のブローカーと比較しても「約1.2pips」以上の差がつくほど圧倒的に広いため、ボーナス目的で口座開設を行うとしても取引をするべきではありません。

ゼロ口座は実測スプレッドだけをみれば上位に入るほど狭いですが、取引手数料が高いために、トータルコストが高額となってしまいます。

XMの口座開設を考えるのであればボーナスを主目的とし、できる限りスプレッドの狭い通貨ペアを選んで取引を行うなど工夫することが非常に重要でしょう。

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