海外FX業者スプレッドランキング

最もスプレッドが狭い海外FX業者はここだ!

当サイトのスプレッドランキングはすべて「実測値」です。

海外FX業者「10社」の「スタンダード口座」と「低スプレッド口座」2口座から最もスプレッドが狭く、取引コストが安い会社を調査しました!

スプレッドは独自に開発したオリジナルツールを使い「実測」したもので、すべてが「生のデータ」になります。

主要6通貨ペアのスプレッドと手数料を合計した1万通貨あたりの平均トータルコストを算出し、ランキング10位までご紹介します。

更新日2020年8月1日

Gem Forex ノースプレッド口座

1
平均トータルコスト
(1万通貨保有時)
73
通貨ペア 実測スプレッド 取引手数料 トータルコスト
USD/JPY 0.37 なし 37円
EUR/USD 0.49 なし 49円
EUR/JPY 0.65 なし 65円
GBP/JPY 1.18 なし 118円
GBP/USD 1.35 なし 135円
AUD/USD 0.31 なし 31円

GemForexは2010年に日本人によって創設された海外FX業者です。日本人が創設しただけあって、高額なボーナス、狭いスプレッドなど日本人が好むサービスを多く提供しています。注目すべきは国内のFX業者とそん色ない「取引コストの安さ」でしょう。当サイトが計測した「ノースプレッド口座」の実測スプレッドは、ドル円0.37pips、ユーロドル0.49pips、ユーロ円0.65pipsと驚きの狭さです。しかも取引手数料は一切かかりません。ただし注意点もあります。他の海外FX業者の低スプレッド口座は「NDD方式」ですが、GemForexのノースプレッド口座は国内業者と同じ「DD方式」です。したがって「取引の透明性」という点で他の海外FX業者に劣ることは理解しておきましょう。また制約が多い点もノースプレッド口座のデメリットです。最低入金額は「3000ドル(約30万円)」と高額なこと。ボーナス対象外、EAの使用は不可、高頻度なスキャルピングについてはあらかじめサポートに申告を行う必要があります。ただし制約の影響を受けない、資金量が豊富で国内FXと同じように裁量でデイトレードを行いたい方にとって「GemForex」のゼロスプレッド口座は最適の取引環境といえるでしょう。

TradeView ILC口座

2
平均トータルコスト
(1万通貨保有時)
111
通貨ペア 実測スプレッド 取引手数料 トータルコスト
USD/JPY 0.38 0.5ドル 92円
EUR/USD 0.24 0.5ドル 78円
EUR/JPY 0.58 0.5ドル 112円
GBP/JPY 1.09 0.5ドル 163円
GBP/USD 0.67 0.5ドル 121円
AUD/USD 0.47 0.5ドル 101円

TradeViewは当サイトで紹介する「NDD方式」業者で最も取引コストが安い業者です。(GemForexはDD方式) TradeViewは2004年に設立された実績のある会社ですが、日本の進出が2016年と最近のため日本人の知名度は高くありません。しかし取引コストの安さと透明性の高い取引環境が評判になり、ここ数年一気に口座開設数を増やしています。XMやBigbossなどボーナスに力を入れる業者がある一方で、TradeViewはボーナスを提供しない代わりに、スプレッドや取引手数料を下げてユーザーに還元するというまったく逆の戦略をとっています。TradeViewのECN口座である「ILC口座」は取引手数料が業界で最も安い「往復0.5ドル」を実現。当サイト計測の実測スプレッドはドル円0.38pips、ユーロドル0.24pips、ユーロ円0.58pipsと、スプレッドだけ見るとGemForexよりも狭いことがわかります。またボラティリティが高く、スプレッドの広がりやすいポンド円についても、1.09pipsと業界№1の狭さを誇ります。スキャルピングやEAを使用した売買も禁止していないため、取引コストをできるだけ安くしたい人、ECN口座を使った透明性の高い取引環境を望む人にとっては「第一候補」になる海外FX業者です。ILC口座のデメリットは最低入金額「10万円」以上となり、他の業者と比較して高くなること、ゼロカットが証拠金の100%未満と高水準であることです。

Axiory ナノスプレッド口座

3
平均トータルコスト
(1万通貨保有時)
135
通貨ペア 実測スプレッド 取引手数料 トータルコスト
USD/JPY 0.50 0.6ドル 114円
EUR/USD 0.33 0.6ドル 97円
EUR/JPY 0.70 0.6ドル 134円
GBP/JPY 1.27 0.6ドル 191円
GBP/USD 0.77 0.6ドル 141円
AUD/USD 0.67 0.6ドル 131円

Axioryは低いスプレッドと高い約定力が特徴の海外FX業者です。海外FX業者特有のサービスであるボーナスに力を入れておらず、定期的に開催しているボーナスはありません。TradeViewと同じでボーナスがない分、スプレッドや取引手数料を安くしてユーザーに還元する仕組みを作っています。AxioryのECN口座である「ナノ・スプレッド口座」は取引手数料が往復で0.6ドルで、TradeViewの0.5ドルに次ぐ安さです。また当サイトが独自に計測した「実測平均スプレッド」はドル円0.50pips、ユーロドル0.33pips、ユーロ円0.70pipsとなっております。TradeViewと比較すると、すべての通貨ペアでスプレッドは広くなりますが、他の海外FX業者と比較した場合には、優秀なスプレッドを提供しているといえるでしょう。取引コストではTradeViewに差をつけられているAxioryのナノ・スプレッド口座ですが、最低入金額とゼロカット率はTradeViewよりも有利な条件を提供しております。ナノ・スプレッド口座の最低入金額は「2万円」、ゼロカットの水準は20%です。したがって資金量が少ない人やゼロカットの水準を気にする人はAxioryを選択するのがよいでしょう。他にも細かい違いがございますので、詳しくは上記の「Axioryナノ・スプレッド口座の詳細」や「Axioryの概要」記事をご覧ください。

MYFX Markets プロ口座

4
平均トータルコスト
(1万通貨保有時)
143
通貨ペア 実測スプレッド 取引手数料 トータルコスト
USD/JPY 0.21 0.7ドル 96円
EUR/USD 0.23 0.7ドル 98円
EUR/JPY 0.78 0.7ドル 153円
GBP/JPY 1.58 0.7ドル 233円
GBP/USD 0.85 0.7ドル 160円
AUD/USD 0.41 0.7ドル 116円

MyfxMarketsは2014年にアジア向けのFX業者として設立されました。公式サイトのトップページに大々的に宣伝されているとおり、最小スプレッド「0.0pips」が魅力の海外FX業者です。実際に当サイトのオリジナルツールでスプレッドを実測したところ、たしかに「MyfxMarkets」プロ口座のスプレッドは海外FX業者のなかでも指折りの極狭スプレッドといえます。実測平均スプレッドはドル円で0.23pips。ユーロドル0.26pipsであり、当サイトに掲載している海外FX業者のなかでナンバー1の狭さです。また「0.0pips」のスプレッドを提示している時間が長いのもMyfxMarketsの特徴となります。市場ごとのスプレッドを見ると、東京市場0.06pips、欧州市場とNY市場は0.05pipsです。多くの時間帯で公式サイトの宣伝どおり「0.0pips」を実現していることがわかります。ただし取引手数料は往復「0.7ドル」で、TradeViewの往復「0.5ドル」よりも「0.2ドル」高いです。結局のところ、この取引手数料の差が「取引コスト」の差になっています。ドル円とユーロドルのスプレッドの狭さは魅力的ですので、もし取引手数料を下げるようなこことがあれば一気に取引コストの安さでトップに立てる業者であり、今後に期待したいところです。プロ口座の最低入金額は「5万円」からで、ボーナスは不定期で開催されております。

HotForex ゼロスプレッド口座

5
平均トータルコスト
(1万通貨保有時)
144
通貨ペア 実測スプレッド 取引手数料 トータルコスト
USD/JPY 0.41 0.6ドル 105円
EUR/USD 0.43 0.6ドル 107円
EUR/JPY 1.26 0.6ドル 190円
GBP/JPY 1.26 0.6ドル 190円
GBP/USD 0.76 0.6ドル 140円
AUD/USD 0.67 0.6ドル 131円

HotForexは2010年に設立され、世界で「200万以上」の口座開設数を誇る大手の海外FX業者です。HotForex最大の魅力は金融商品の取り扱い数になります。その数はなんと1000種類で、もちろん海外FX業者ナンバー1の取り扱い数です。また豪華なボーナス、トレーダーに役立つツールや教育コンテンツの制作、など魅力的なサービスを提供しています。HotForexのECN口座は「ゼロスプレッド口座」です。ゼロスプレッド口座の主要6通貨ペアの平均スプレッドは、全体的に狭いスプレッドを提供しているといえるものの、「TradeView」や「Axiory」と比較すると、どうしても見劣りしてしまいます。取引手数料は往復「0.6ドル」と「TradeView」に次ぐ安さですが、スプレッドは突出して狭いわけではありません。したがって使用の用途としては、他の通貨ペアにない金融商品を取引したい場面に限られてくるでしょう。また初心者向けのコンテンツが充実しているので、まだ海外FX業者に慣れていない方は口座開設のメリットがあります。ゼロスプレッド口座の最低入金額は「2万円」とランキング上位の海外FX業者よりも安いため、少額からECN口座で取引した方にもオススメできます。

TITANFX ブレード口座

6
平均トータルコスト
(1万通貨保有時)
151
通貨ペア 実測スプレッド 取引手数料 トータルコスト
USD/JPY 0.39 0.7ドル 114円
EUR/USD 0.34 0.7ドル 109円
EUR/JPY 0.70 0.7ドル 145円
GBP/JPY 1.55 0.7ドル 230円
GBP/USD 0.98 0.7ドル 173円
AUD/USD 0.58 0.7ドル 133円

TITAN FX(タイタンエフエックス)は、海外FX業者の中でも高い約定力を持ち、短期売買取引やスキャルピングを主軸にしている日本人トレーダーに人気の業者です。元々日本で絶大な信頼を勝ち得ていたオーストラリアの海外FX業者である「Pepper Stone」の経営陣が新たに設立した会社といわれているため、比較的新しい業者でありながら高い信頼性を獲得しております。TITAN FXの経営目標は「ゼロ」です。ゼロの意味は「約定スピード遅延」「口座開設や入出金までの時間的ロス」「スプレッド」「入出金手数料などのコスト」の「ゼロ」を目指しているところからきています。TITAN FXのECN口座である「ブレード口座」の実測平均スプレッドを見てみましょう。ドル円0.39pips、ユーロドル0.34pips、ユーロ円0.70pipsとまずまずの水準です。しかしポンド円は1.55pipsとECN口座にしては広い結果でした。また取引手数料が往復で「0.7ドル」と「TradeViewの0.5ドル」や「Axioryの0.6ドル」より高いことも、ランキングの順位を落とす原因になっています。通貨ペアによって「取引コストが一番安い」こともありませんので、取引コストの面から見ると現状では「TradeView」や「Axiory」の方が勝っているといえるでしょう。EAやスキャルピングを歓迎しており、自由度が高い海外FX業者なので今後の巻き返しに期待したいところです。

Anzo Capital RAW口座

7
平均トータルコスト
(1万通貨保有時)
161
通貨ペア 実測スプレッド 取引手数料 トータルコスト
USD/JPY 0.49 0.72ドル 126円
EUR/USD 0.33 0.72ドル 110円
EUR/JPY 0.67 0.72ドル 144円
GBP/JPY 1.19 0.72ドル 196円
GBP/USD 0.72 0.72ドル 149円
AUD/USD 0.54 0.72ドル 131円

AnzoCapital(アンゾーキャピタル)は2018年に日本でのサービスが開始されました。当サイトでご紹介するFX業者のなかでは最も新しい海外FX業者になります。新興業者らしく「LINE登録者50ドルキャッシュバック」や「お友達紹介ボーナス」など、既存の業者と差別化につながるボーナスを展開しています。実測平均スプレッドはドル円0.49pips、ユーロドル0.33pips、ユーロ円0.67pipsとまずまずの狭さ。またポンド円は1.19pipsと狭く、取引手数料を除いた単純なスプレッドランキングで3位につけています。残念なのは取引手数料が他の海外FX業者と比較して高いことです。往復で「0.72ドル」の取引手数料は決して安いとはいえません。新しい海外FX業者ですから、顧客を獲得するためにスプレッドや取引手数料を思い切って下げる必要があるのではないか?と思いますが、現状でそうはなっておりません。2018年開始ですから、信頼度という面で見ても未知数なところが多く、メイン業者として使用するメリットは現在のところないでしょう。

XM TRADING ゼロ口座

8
平均トータルコスト
(1万通貨保有時)
179
通貨ペア 実測スプレッド 取引手数料 トータルコスト
USD/JPY 0.26 1.0米ドル 133円
EUR/USD 0.23 1.0ユーロ 132円
EUR/JPY 0.65 1.0ユーロ 185円
GBP/JPY 1.62 1.0ポンド 302円
GBP/USD 0.48 1.0ポンド 188円
AUD/USD 0.56 1.0豪ドル 136円

海外FXに詳しくない方でも「XM」の名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?昨今の海外FXブームの火付け役となったのが「XM」です。正式名称は「XM TRADING」になります。2009年に設立した「XM」は複数のボーナスやサポートの充実、初心者の教育コンテンツなどに力を入れて、数年間のうちに日本人に最も使われている海外FX業者となりました。現在でも「XM」の人気は圧倒的で他業者の追随を許さない状況です。しかし当サイトの提供する「取引コストランキング」では、他の海外FX業者に水をあけられています。その原因はXMのECN口座である「ゼロ口座」の手数料の高さにあります。たとえばランキング2位の「TradeView」の取引手数料は往復で「0.5ドル」、ランキング3位の「Axiory」の取引手数料は往復で「0.6ドル」です。対して「XM ゼロ口座」はTradeViewの2倍となる往復「1.0ドル」になっております。ゼロ口座の平均スプレッドはドル円0.26pips、ユーロドル0.23pipsと「TradeView」や「Axiory」よりも実は狭いスプレッドを提供しているのです。つまり手数料の大きな差が直接ランキングに影響していることになります。XMは実績が豊富で入出金のレスポンスも早く、サポートも充実しております。しかし「取引コスト」という面で見ると、他の海外FX業者よりも明らかに劣っており、短期トレーダーは他の口座を検討すべきでしょう。

LAND-FX ECN口座

9
平均トータルコスト
(1万通貨保有時)
184
通貨ペア 実測スプレッド 取引手数料 トータルコスト
USD/JPY 0.66 0.7ドル 141円
EUR/USD 0.48 0.7ドル 123円
EUR/JPY 1.17 0.7ドル 192円
GBP/JPY 2.27 0.7ドル 302円
GBP/USD 1.47 0.7ドル 222円
AUD/USD 0.47 0.7ドル 122円

LAND-FXは2013年に設立した新興のFX業者ですが、早くから日本でのプロモーションに力を入れたことから、日本人の知名度は高くなっています。LAND-FXは当初からボーナスとスプレッドの狭さを両立させた業者として宣伝しておりました。しかしスプレッドの狭さを宣伝している割に、当サイトの「実測平均スプレッド」は散々な結果になりました。平均実測スプレッドは、ドル円「0.66pips」ユーロドル「0.48pips」ユーロ円「1.17pips」ポンド円「2.27pips」です。唯一、豪ドル米ドルだけは「0.47pips」と他の業者と戦えますが、それ以外は目も当てられないスプレッドの広さでした。取引手数料も往復で「0.7ドル」と平均的ですから、取引コストは自ずと高くなります。またLAND-FXのECN口座は、ボーナスの提供もありませんし、最低記入金額も20万円と高額です。LAND-FX自体、ネット上の評判もよくないため、取引コスト面から考えてLAND-FXを利用する理由は見つかりません。

Bigboss プロスプレッド口座

10
平均トータルコスト
(1万通貨保有時)
212
通貨ペア 実測スプレッド 取引手数料 トータルコスト
USD/JPY 0.60 0.9ドル 156円
EUR/USD 0.92 0.9ドル 188円
EUR/JPY 0.97 0.9ドル 193円
GBP/JPY 1.82 0.9ドル 278円
GBP/USD 1.56 0.9ドル 252円
AUD/USD 1.10 0.9ドル 206円

Bigboss(ビッグボス)は2013年に設立された、比較的新しい海外FX業者です。ホームページを見るとわかりますが、どことなく「XM」に似ている作りになっています。日本で大成功したXMを真似るのはある意味当然のことでしょう。実はサービス面でもBigbossはXMをトレースしているのではないかと思うほどです。豊富なボーナスや充実したサポート体制はXMにも引けを取らないといえます。しかし当サイトが提供する「取引コストランキング」では10業者の中で最下位、もっとも取引コストがかかるFX業者になってしまいました。Bigbossのプロスプレッド口座にスプレッドについて詳しくみてみましょう。まず取引手数料が「往復0.9ドル」とXMの「往復1.0ドル」に迫る手数料の高さ。取引手数料が高くても、XMと同じようにスプレッドが狭ければ、まだよいのですがスプレッドについても全体的に「広い」という結果です。当サイトで計測した平均実測スプレッドは、ドル円0.60pips、ユーロドル0.92pips、ユーロ円0.97pipdと、本当にECN口座なのか?と疑いたくなるスプレッドになっております。ランキング上位のFX業者と比べると2倍以上のスプレッドです。ボーナスは魅力的なので、今後スプレッドが縮小してくれば口座開設者は増えるかもしれませんが、現状では取引コストでのメリットはまったく感じられません。2013年に誕生した新興業者なので今後の改善に期待したいところです。