AXIORYのスタンダード口座は、AXIORYが提供する2種類の口座のうち、最も人気のある口座です。
スタンダード口座は、業界内で高水準のスプレッドの狭さや、通貨ペアの多さで根強い支持を集めています。
今回の記事では、AXIORYのスタンダード口座の基本情報からボーナス内容まで、ありとあらゆる情報を詳しく解説していきます。
【AXIORY】スタンダード口座の概要
AXIORYのスタンダード口座について、スペックの概要をご紹介します。
【AXIORY】スタンダード口座の注文はSTP方式を採用
AXIORYのスタンダード口座では、海外FX取引で最も一般的な取引方法である「STP方式」を採用しています。
STP(Straight Through Processing)方式とは、トレーダーの注文情報を業者を通して、外国為替取引のレートが決められるインターバンク市場に流される仕組みです。
この時トレーダーにとって最も有利となる価格が自動的に選択されてから、インターバンク市場に参加し、FX業者と連携している大手金融機関(カバー先)に流されます。
AXIORYのスタンダード口座は、他社のSTP方式の口座に比べて狭いスプレッドが魅力です。
またAXIORYではリクイディティプロバイダー(カバー先)をすべて開示しています。以下はAXIORYが開示しているカバー先であり、大手金融機関が名を連ねています。
1.UBS Investment bank
2.BARCLAYS
3.citibank
4.MorganStanley
5.Bank of America
6.MACQUARIE BANK
7.JPMorgan Chase
8.NOMURA SECURITIES
9.Deutsche Bank
10.BNP PARIBAS
取引には高い透明性が保たれており、リクオート(約定拒否)もありません。
またAXIORYでは毎月の約定スピードやスリッページ率の統計情報を公式サイトにて公開しており、通貨ごとに2018年の1月まで遡ってトレーダーが自由にチェックできます。
【AXIORY】スタンダード口座で取引可能な商品
スタンダード口座では、AXIORYが提供するすべての銘柄でトレードが可能です。
FX取引(61種類の通貨ペア)
スタンダード口座ではメジャーな通貨ペアだけでなく、マイナー通貨ペアや取引量の少ない通貨ペアまで幅広く取り揃えています。
通貨ペア数が多いことは、トレードの選択肢が増えることであり、トレードで利益を上げる機会が増えることを意味します。
とくにマイナー通貨はメジャー通貨に比べて価格の変動が大きいため、リスクが高くなりますので注意が必要です。
株価指数
株価指数は10銘柄を取り扱っています。
1.日経225指数(NIKKEI)
2.NYダウ平均指数(DOW)
3.ナスダック総合指数(NSDQ)
4.S&P500種指数(SP)
5.FTSE100種指数(FTSE)
6.ユーロ・ストックス50種指数(STOXX50)
7.ドイツ30種指数(DAX)
8.フランスCAC40指数(CAC)
9.オーストラリア200種指数(ASX)
10.香港ハンセン指数(HK50)
エネルギー
原油や天然ガスなど5種類の取引に対応しています。
1.WTI 原油(CL)
2.WTI 原油インデックス(CL.i)
3.ブレント原油(BRENT)
4.ブレント原油インデックス(BRENT.i)
5.天然ガス(NGAS)
貴金属
貴金属は4種類を取引できます。
1.金(XAUUSD)
2.銀(XAGUSD)
3.パラジウム(XPDUSD)
4.プラチナ(XPTUSD)
【AXIORY】スタンダード口座のレバレッジは最大400倍
AXIORYの最大レバレッジは400倍であり、10段階のレバレッジ設定が可能です。
AXIORYの最大レバレッジは、他の海外FX業者と同じ平均的な数値です。ただし国内FX業者が定める最大レバレッジは25倍であり、国内業者と比べると高いレバレッジで取引を行えます。
現在海外FX業者の中には、口座開設者を増やすためにレバレッジの高さやボーナスを売りにしているところがあります。
しかしボーナスを利用し、高いレバレッジで取引を行えば利益額だけではなく、損失額も大きくなるリスクがあるのです。
一方のAXIORYのスタンダード口座は、業界内の標準的なレバレッジを提示し、大々的なキャンペーンも行っていません。
このためスタンダード口座は徹底した資金管理とリスク管理のもと、着実に取引を行えることが魅力です。
またスタンダード口座では、大きなポジションで取引ができないように見えますが、証拠金の残高によるレバレッジ制限が他の業者と比べて緩く設定されているため、高いレバレッジを維持しつつ高いLotで繰り返し取引が可能です。
【AXIORY】スタンダード口座の平均スプレッド
AXIORYは他の業者に比べて豊富なボーナスは提供していません。その一方で高水準のスプレッドの狭さを提供しています。
スタンダード口座の平均スプレッドを一覧にしてご紹介いたします。
AXIORYの公式ページではすべての通貨ペアのリアルタイムスプレッドも公開しており、スプレッドの狭さを確認できます。
⇒ https://www.axiory.com/jp/products/forex
ただしAXIORYのスプレッドは変動制を採用しており、時間や経済指標の発表日などによってスプレッドが変化しますので注意してください。
AXIORY スタンダード口座の実測スプレッド(当サイト計測)
次にスタンダード口座の「実測平均スプレッド」について確認してみましょう。実測スプレッドとは当サイトが独自にAXIORY スタンダード口座のスプレッドを計測したものです。
計測方法については「スプレッド実測方法」をご覧ください。
今回調査したのは、USD/JPY、EUR/USD、EUR/JPY、GBP/JPY、GBP/USD、AUD/USDの6通貨ペアです。順番に実測スプレッドを確認していきましょう。
USD/JPY
まずはドル円の「実測スプレッド」です。24時間の平均実測スプレッドは「1.50pips」になります。
EUR/USD
続いてユーロドルの「実測スプレッド」です。24時間の平均実測スプレッドは「1.33pips」になります。
EUR/JPY
ユーロ円の「実測スプレッド」です。24時間の平均実測スプレッドは「1.70pips」になります。
GBP/JPY
ポンド円の「実測スプレッド」です。24時間の平均実測スプレッドは「2.27pips」になります。
GBP/USD
ポンドドルの「実測スプレッド」です。24時間の平均実測スプレッドは「1.77pips」になります。
AUD/USD
豪ドル米ドルの「実測スプレッド」です。24時間の平均実測スプレッドは「1.87pips」になります。
【AXIORY】スタンダード口座の取引単位・手数料
スタンダード口座の取引単位や手数料について紹介します。
1Lot単位は10万通貨
国内FX業者では「1Lot=1万通貨」に設定されています。一方のAXIORYのスタンダード口座は、海外FX業者では一般的な「1Lot=10万通貨」となります。
また最大保有ポジション数には制限がありません。
最小・最大Lot数
スタンダード口座の最大Lot数は1000Lotの1億通貨と、業界内最大のボリュームです。たとえばドル円を、最大の1000Lotで取引すると為替相場が1pips変動すると100万円、100pipsの変動で1億円の損益が生じます。
ただし莫大な利益を得られる反面、損失も拡大する可能性があります。
一方、スタンダード口座の最小Lot数は0.01Lotの1000通貨であり、1pipsの値動きで10円の変動しかありません。
このためスタンダード口座は、少額トレードから、大きなポジションでのトレードまで可能なことから、初心者から上級者まで幅広い層のトレーダーにオススメできる口座です。
スタンダード口座は取引手数料なし
スタンダード口座では取引手数料が一切かかりません。
ただし手数料の代わりにスプレッドが広く設定されており、スプレッドがFX業者の利益になります。このため、スタンダード口座のスプレッドは、手数料のかかるナノ・スプレッド口座よりも広いのです。
【AXIORY】スタンダード口座の最低入金額
AXIORYのスタンダード口座では、最低入金額を設定していません。
ただし入金額が2万円に満たない場合には、1回あたり1500円の手数料がかかります。
このため、AXIORYのスタンダード口座への入金は手数料の発生を避けるために2万円を超える金額をまとめて入金することがオススメです。
この結果、他の海外FX業者が提示している平均的な最低入金額と比べて大きな金額となってしまうため、取引を開始するためのハードルが少し高くなります。
【AXIORY】スタンダード口座でもらえるボーナス
AXIORYでは、不定期でボーナスを実施しています。
現在(2020年7月)実施されているお中元ボーナスは2種類です。
1種類目は、入金ボーナスとして入金額の100%、最大3万円が入金から24時間以内に口座に付与されます。(2020年7月1日~21日までの期間)
入金されたボーナス金額は2020年12月31日まで取引に使用が可能です。
2種類目は、2020年7月1日~9月30日までの期間中、開設しているすべての口座を対象に、取引量が30Lotを超えれば、受け取ったボーナス額の出金ができるようになります。
【AXIORY】スタンダード口座ではcTraderが使用できる
AXIORYのスタンダード口座ではcTraderが使用できます。
cTraderとは2011年にイギリスの「Spotware System」が開発した取引プラットフォームです。
cTraderはECN方式専用のプラットフォームとして開発され、AXIORYではSTP方式をとるスタンダード口座でも使用が可能です。
cTraderの評価は総じて高く、数々の受賞歴のあるプラットフォームであり、今後cTraderを採用する海外FX業者の数は増加すると考えられます。
cTraderには定番のプラットフォームである、メタトレーダー4(MT4)と比べて以下の違いがあります。
1.複数のポジションを一度に決済できる
2.時間足の数が多い
3.板情報が見れる
1.複数のポジションを一度に決済できる
MT4でも所有しているポジションを一度に決済できますが、ポジションが1つずつ決済されていくため、狙ったタイミングで決済できないことがあります。
しかしcTraderでは複数のポジションを一括で決済できるため、決済のタイミングを逃しません。
2.時間足の数が多い
MT4では表示できる時間足の種類が9種類ですが、cTraderは26種類と約3倍の数になります。
時間足の種類が増えることで細かい相場の分析が可能です。
3.板情報が見れる
板情報とは、通貨ペアがどの価格でどれだけ注文されているのかをグラフ化した情報です。
板情報を見ることで、通貨ペアが今後どのように動くのかが予想できます。
ただし、板情報はECN方式でのみ表示ができるため、STP方式を採用しているスタンダード口座では表示ができません。
このため、cTraderはECN方式を採用しているナノスプレッド口座に最も有効なプラッフォームです。
【AXIORY】スタンダード口座に関するFAQ
スタンダード口座について、よくある質問を紹介します。
両建てはできますか?
AXIORYでは同一口座内、複数口座間、別の業者との間のすべてにおいて両建てが可能です。ただし、別の業者との間で取引する場合は、相手も両建てを許可している場合に限ります。
スキャルピングは可能ですか?
AXIORYではスキャルピングが認められており、回数に制限もありません。ただし、スタンダード口座よりもスプレッドが狭くcTraderの使用に適した「ナノ・スプレッド口座」の方がスキャルピングに適しています。
法人口座を作ることはできますか?
AXIORYでは法人口座の開設が可能です。また、法人口座でも取引制限はありません。
口座を維持するための手数料はかかりますか?
口座維持手数料はかかりません。また一定期間取引を行わないことによって休眠口座扱いとなっても休眠手数料がかかることは一切ありません。
レバレッジの制限はありますか?
スタンダード口座では、口座残高によって以下の通りレバレッジ制限が設けられています。
口座残高が、20万USDを超えても200倍の高いレバレッジを維持できます。
【AXIORY】スタンダード口座まとめ
AXIORYのスタンダード口座は通貨ペアの豊富さや、最大保有ポジションが無制限といった多くの魅力があります。
またスプレッドの高さや、豪華なボーナスを大々的に宣伝することもなく、堅実なサービスを提供していることから、トレード初心者から上級者まで幅広い層に支持されている口座です。
これからFXをはじめようと考えている方にとってAXIORYのスタンダード口座はとくにオススメです。
自分のトレードスタイルに合っていると感じたら、ぜひスタンダード口座を開設してください。