XM(エックスエム)は、数ある海外FXトレード会社の中で最も有名で、かつ日本人に一番人気の高い業者です。XMは2009年に設立して以降、金融業界を席巻してきました。
わずか11年で世界196ヶ国にサービスを展開し、350万人を超えるトレーダーが利用しています。
現在XMグループは「450人」を超える専門家で構成されており、国際的な投資会社として世界中から支持を集めているのです。
海外FXスプレッド部では、XMの詳細な情報をあらゆる面から紹介し、わかりやすく解説いたします。この記事を読み終える頃にはXMの基本的な情報はすべて網羅できること間違いなしです。
海外FX「XM」の基礎情報とデータ
XMは「Trading Point of Financial Instruments Ltd」という会社のブランド名であり、XMTrading社はXMグループのアジア市場向けに活動を行うグループ企業です。
XMは世界市場で幅広いサービスを展開するため、数多くの金融ライセンスを取得しています。
XMグループでは多くの金融ライセンスを保有している!
・CySEC(キプロス共和国)ライセンス番号。120/10
・ASIC(オーストラリア)ライセンス番号。443670
・FCA(英国)ライセンス番号。705428
・DIFC(ドバイ)参照番号。F003484
・IFSC(ベリーズ)ライセンス番号IFSC 60/354 / TS / 19
日本にサービスを提供しているXMTradingではセーシェル共和国のライセンスを「Tradexfin Limited」名義で取得しています。
・FSA(セーシェル共和国)ライセンス番号。SD010
ライセンスはセーシェル共和国ですが、会社の実務は本社と同じキプロスで行われており、30言語に対応するグローバルかつ高品質のサービスを提供しています。
XMのハイレベルなサービスは世界的に認められ、2019年までに「25」のアワードを受賞、2020年だけでもすでに「5つ」のアワードを受賞するほどです。
XMの取引条件を以下に記載いたします。
XMの取引条件を確認!
XMの「3種類」の口座の違いと特徴を解説
XMでは3種類の口座が用意されており、一人のアカウントにつき「最大8口座」まで保有できます。
トレードスタイルごとに分けて口座を持てるため、新しく取引スタイルを検証するときなどにも便利なシステムです。これは日本国内のFX業者にはないメリットの1つと言えます。
3種類の口座の特徴を表にしてまとめたので、参考にしてください。
3つの口座について、それぞれ特徴をご紹介いたします。
マイクロ口座の特徴┃少額投資専用口座(初心者用)
マイクロ口座とスタンダード口座の3つの違い
1.1Lot単位の違い
2.最大取引量の違い
3.最小取引量(MT5のみ)の違い
マイクロ口座は他の口座と比較してリスクは低い一方で、リターンも低いという特徴があります。マイクロ口座は少ない投資額でトレードが可能な口座で、1Lot単位が1,000通貨となっています。
また最小Lotは「0.01Lot」で、わずか10通貨から取引できるため、リスクの低いトレードが可能です。10通貨は10pips動いて1円、100pips動いて10円ですから大きな損失を抱えることはありません。
マイクロ口座の最大Lotは100Lotと他2つの口座の2倍にあたる取引を行うことができますが、通貨数としては100,000通貨なので大きな投資を行うことができません。
予算額が少ない投資家や海外FXをはじめたばかりで、デモではなくリアルなトレードの感覚をつかみたい初心者向きの口座となります。
スタンダード口座の特徴┃XMの標準的な取引口座
スタンダード口座は、XMのなかで最も人気の高い取引口座で、初心者から上級者まで多くのトレーダーが開設しています。
スタンダード口座の特徴はXMの豊富なボーナスを活かして、海外FXの醍醐味であるハイレバレッジの取引ができることです。
XMの3種類あるボーナスによって証拠金を増やし、投資に回すことで資金効率のよい取引が可能となります。
マイクロ口座の最大取引量は100,000(1Lot)通貨ですが、スタンダード口座なら5,000,000通貨(50Lot)と50倍も大きい取引を行えるため、相場が想定通りに動いた時のリターンも大きくなるのです。
またZero口座の最大レバレッジは500倍ですが、スタンダード口座なら「最大888倍」で取引できるため、必要証拠金が変わります。
例えば、Zero口座で100,000通貨に必要な証拠金は最大レバレッジでも約25,000円になりますが、スタンダード口座であれば証拠金は約12,000円という驚きの安さ。
高いレバレッジや大きなロットでの取引に抵抗がある方は最小1,000通貨からの取引も可能であるため、トレードにおいて最も融通のきく口座なのです。
Zero口座の特徴┃低スプレッド特化型口座
Zero口座とスタンダード口座との5つの違い
1.注文はECN方式
2.スプレッドの低さ
3.ボーナスの有無
4.最大レバレッジの違い
5.最低入金額の違い
Zero口座の最大の特徴は「ECN方式」の取引による低スプレッドです。
ECNは「Electronic Communications Network」の頭文字をとった名称です。
日本語で電子商取引という意味で、アメリカにある電子商取引を行う取引市場のことをECNと呼んでいます。
ECNは「中立な取引を行う場所」であり、トレーダーの注文が直接市場に流れるため、非常に透明性の高い方式だと言われています。
また注文にFX業者の介入が入ることなく売買の成立がなされるため、低スプレッドとなっていますが、代わりに取引ごとの手数料をとる業者がほとんどです。
XMでも1Lot辺り1ドル(約1,000円)ほどの手数料が発生します。
ボーナスが一切利用できないため、純粋にトレードによって資産を増やすFX経験の豊富なプロ向きの口座でもあります。
XMに対応するメタトレーダー(MT)とはどんなチャートソフト?
XMでは、ロシアのメタクオーツ(MetaQuotes)社が開発した、高機能なFX取引ツールであるメタトレーダー(MT)を採用しています。
XMが提供しているメタトレーダーには2種類あり、投資家はメタトレーダー4(MT4)かメタトレーダー5(MT5)を選択できますので、それぞれの特徴について解説します。
メタトレーダー4┃豊富なインジケータが魅力
メタトレーダー4(MT4)は、2005年にリリースされており、今なお多くのトレーダーが愛用しているツールです。最新版が出ているにもかかわらず、MT4がいまだに人気である理由は3つあります。
1.カスタムインジケータが豊富
2.EA(自動売買プログラム)が豊富
3.MT5対応のFX業者が少ない
カスタムインジケータが豊富
MT4ではカスタムされたインジケータが豊富にあります。
インジケータとは、為替レートのデータを加工して、FX取引の判定に使うものでテクニカル指標とも呼ばれます。(例:移動平均線、ボリンジャーバンドなど)
カスタムインジケータが多い理由は、加工が容易で開発しやすいため、市場に数多く出回っているからです。「MT4 インジケーター」とネット検索するとさまざまなインジケーターを見つけられます。
EA(自動売買プログラム)が豊富
EA(自動売買プログラム)もインジケータと同じく開発が簡単であるため、多くのEAが出回っています。
MT4でインジケータやEAの開発が容易なのは、MT4のプログラミング言語が理解しやすいMQL4(Meta Quotes Language4)を用いて作成されているからです。
MT5対応のFX業者が少ない
「MT5」に対応しているFX業者が少ないこともMT4が多用される理由です。
現在MT5に対応している会社は20社もありませんが、MT4に対応している会社は1000社以上あります。
メタトレーダー5┃改良された最新版
メタトレーダー5(MT5)は、2010年にリリースされたメタトレーダーの最新版です。
MT5はMT4を改良して作成されており、4つの部分でMT4を凌駕しています。
1.動作スピードの速さ
2.時間足の種類
3.気配値、ナビゲーターウィンドウの利便性
4.アップデートの頻度が多い
動作のスピードが速い
MT4では使われるメモリ量が少ないため、動作スピードもゆっくりですが、MT5ではメモリ量を使うことでスピードが圧倒的に早くなっており、その差は最大20倍にもなります。
動作スピードが早いことで、スキャルピングなど市場に合わせて瞬間的に、売買する必要があるトレードスタイルでは重要な要素となるでしょう。
時間足の種類が豊富
MT5では時間足の種類がMT4に比べて「12種類」も増えています。
時間足が増えることでチャート分析の幅が広がるため、数多くのデータを取れるメリットがあります。
気配値、ナビゲーターウィンドウの利便性
MT5では気配値を調べる際やナビゲーターウィンドウを開いた時の利便性が向上しています。
MT4では気配値ウィンドウに「通貨ペアリスト」「ティックチャート」しかありませんが、MT5は更に登録した通貨の為替相場を見てワンクリック注文ができる「プライスボード」と、選択した通貨の高値・安値・直近価格が見られる「詳細」が加えられているのです。
またナビゲーターウィンドウもMT4に比べて整理され、見やすくなっています。
アップデートの頻度が多い
MT5は開発元であるメタクオーツ社が、今後推進していくことを公言しており、事実アップデートの数は圧倒的にMT5の方が多くなっています。
また現在メタクオーツ社の公式サイトからはダウンロードできなくなっており、今後はますますMT5への移行が加速していくと予想されます。
XMの「口座開設」の流れを解説!
XMにて口座開設する流れを説明すると大きく分けて4つのステップに分けられます。
1.XM公式サイトへアクセス
2.個人情報の入力
3.メールアドレスの確認
4.口座の有効化
XM公式サイトから個人情報の入力まで
まず「XM公式サイト」へアクセスしましょう。
トップページの右上か、右下ににある「リアル口座開設」のボタンを押すと口座の開設に必要な個人情報の入力を求められます。
最初のリアル口座の登録(1/2)では以下のような情報を入力します。
個人情報:氏名、居住国、希望言語、電話、Eメール
取引口座詳細:取引ツール、口座タイプ
情報の入力を終えたら、「ステップ2へ進む」をクリックします。
リアル口座の登録(2/2)の画面になり、以下のような情報を入力します。
・個人情報:生年月日
・住所詳細
・取引口座詳細:基本通貨、レバレッジ、ボーナス
・投資家情報:投資額、目的、資産、学歴、雇用形態
・口座パスワード・確認
入力を終え、利用規約などの同意ボックスにチェックをつけたら「リアル口座開設」のボタンをクリックします。
メールアドレスの確認
口座開設の申し込み手続きが完了すると、フォームに入力したEメールアドレスにXMからのメールが届きます。
メールを開いて中身を確認のうえ、本文中にある「Eメールアドレスをご確認ください」のボタンをクリックして、メールの認証をしてください。
XMの公式サイトが開いて「XMのリアル口座開設、おめでとうございます」のメッセージが表示されれば、メールアドレスの確認は完了となります。
口座を有効化する
口座を開設してもすぐに利用できず、有効化する必要があります。
まずXMのメンバーページにアクセスし、「今すぐ口座を有効化する」のボタンをクリックします。
画面が切り替わると「書類をアップロードする」のボタンをクリックしてください。
次にご本人様確認書類をアップロードします。
ご本人様確認書類に必要なのは「身分証明書」と「住所証明書」の2つです。
身分証明書になる書類
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
・写真付き住基カード
・外国人登録証
・在留カード
・写真付き障害者手帳
※有効期限内で、鮮明なカラー写真付きのもの
住所証明書になる書類
公共料金の請求書や領収書
・電気
・ガス
・水道
・インターネット
※住所が記載されており、発行から6ヶ月以内のもの
上記の中からそれぞれ一つずつ選んで、スマートフォンのカメラ等で撮影し、写真データ(5MB以下)をアップロードしてください。
問題なくアップロードが完成すれば、「書類アップロード済み」のメッセージが表示され、口座開設作業は完了となります。
XMの「入金」と「出金」の方法
XMの入金と出金について、それぞれの方法をご紹介いたします。
入金方法
入金方法は大きく分けて3種類あります。
1.銀行送金
2.クレジットカード/デビットカード入金
3.オンラインウォレット入金
XMの銀行送金
日本国内のXMが指定する銀行に送金するだけで入金が完了します。
ただし、銀行の営業時間にならないと反映されないことと、営業時間内に入金しても口座に反映されるまでに30分から1時間かかります。
クレジットカード/デビットカード入金
クレジットカード/デビットカードでの入金はオンラインですべて完結し、即時口座へ反映されることに加えて、入金手数料が無料というメリットがあります。
ただし、JCBブランドだけは最低入金額が10,000円以上であるため、少額の入金を希望される方はJCB以外のカードを利用する必要があります。
オンラインウォレット入金
現在XMが対応しているオンラインウォレットは2種類あります。
1.bitwallet(ビットウォレット)
2.BXONE(ビーエックスワン)
アメックス(American Express)のクレジットカードを使ってビットウォレット経由でXMに入金できます。
ビーエックスワンはまだ実績の少ない会社であり、今後伸びてくる可能性はありますが、現在はまだドルベースでしか使えず、XMへの入金時に為替差損が生じます。
出金方法
XMでは出金に独自ルールを用いており、そのルールを理解することが重要です。
XMの独自ルールの中でも最も重要なのは以下の2つです。
入金方法と同一の方法でのみ出金可能
XMでは入金した方法と同じ方法・同じ金額のみ出金が可能となります。
例えばクレジットカードで5万円をXMへ入金した場合、クレジットカードに5万円まで出金されます。
クレジットカードで入金したが、出金はビットウォレットを使うということはできません。
このルールはマネーロンダリングなどの犯罪を防止する目的であり、お金の出所を把握するためです。
利益分は銀行送金でのみ出金可能
XMではFXトレードによる利益分の出金は銀行送金に限られます。
例えばクレジットカードで5万円をXMに入金し、利益が出たので10万円を出金しようとした場合、クレジットカードで10万円を出金することはできず、自動的に5万円がクレジットカード、残りの5万円が銀行送金によって出金されます。
XMの3種類のボーナスの取得条件
XMでは豊富なボーナスが特徴的で、以下の3種類の大きなボーナスがあります。3つのボーナスを提供しているのは、多くの海外FX業者のなかでもXMだけです。
1.口座開設ボーナス
2.入金ボーナス
3.取引ボーナス(XMロイヤルティプログラム(XMP))
口座開設ボーナス
初めて口座開設をした際に得られるボーナスで3,000円が口座に付与されます。
入金しなくても口座を開設した段階で付与されるため、自己資金を入金しなくても投資を開始することができます。
入金ボーナス
入金ボーナスは、入金額に応じて付与される2段階のボーナスです。
最初の100,000円までは入金額の50%が付与され、ボーナスが総計500,000円に達するまで入金額の20%が付与されます。
たとえば300,000円を初回入金したとしましょう。
100,000円に対する50%の50,000円と、残りの200,000に対する20%である40,000円の合計90,000円がボーナスとして付与されるため、合計金額390,000円で取引を開始できます。
XMロイヤルティプログラム(XMP)
XMロイヤルティプログラムは、取引活動期間に応じて4つのグレード (EXECUTIVE、GOLD、DIAMOND、ELITE)に分けられます。
アップグレードによって1Lotごとに還元されるXMP(XMTradingポイント)が上がるため、早く取引を開始するほどお得になります。
貯まったXMPは現金と交換したり、証拠金として取引に利用できます。
XMのスプレッドは広いのか?狭いのか?
XMの低スプレッド特化型である「Zero口座」は、海外FX業者の中でも狭いスプレッドを提供しています。
Zero口座ではECN方式を採用しており、XMを通さず市場に直接注文が届くことで、最小0pipというスプレッドを実現しているのです。
ただし、この場合スプレッドはかかりませんが、ポジションの売買にあたり1Lotで10ドルの手数料がかかります。実はこの取引手数料の高さがXMのゼロ口座のデメリットになっています。
たとえば「TradeView」の低スプレッド口座である「ILC口座」はXMと同等のスプレッドで、手数料は往復で「5ドル」しかかかりません。つまりXMのゼロ口座は「TradeView」の2倍手数料をとっていることになります。
この負担は当然ユーザーが払うものですから、できるだけ取引コストを下げたい人にとってXMのゼロ口座を使用すべきではありません。
次にマイクロ口座やスタンダード口座のスプレッドですが、他の海外FX業者と比較して狭いとはいえません。
ただし、XMはボーナスが他の海外FX業者よりも優れており、ボーナスによって取引に使える証拠金が増えることを加味すれば、多少のスプレッドの広さをカバーする優良なサービスを提供しています。
つまりXMで取引を行うのであれば、ボーナスのメリットを享受できる「スタンダード口座」に限定すべきです。ボーナスが発生しないXMのゼロ口座にはメリットはありません。「TradeView」の「ILC口座」など、他の海外FX業者を選択すべきです。
XMで享受できる7つのメリット
XMのメリットについてご紹介いたします。
1.少額投資から開始可能
XMではマイクロ口座やスタンダード口座を開設すると、口座開設ボーナスが3,000円付与されるため、一切自己資金を使用しない未入金から投資を開始できます。
また自己資金を使う場合でも、最低入金額の500円から投資を開始することが可能です。
500円入金すればボーナスで入金額の50パーセントである250円が付与され、口座開設ボーナスを含めた3,750円から投資をはじめられるのは大きなメリットといえるでしょう。
2.最高888倍のハイレバレッジは海外FX業界トップクラス!
海外FX業者の特徴であるハイレバレッジですが、XMでは最大888倍のレバレッジをきかすことが可能です。(国内は最大レバレッジ25倍に統一)
たとえば、口座開設から最低入金額である500円の入金までを実行し、ボーナスを含めた3,750円にレバレッジをきかせると、3,330,000円相当の保有ポジションを獲得できます。
また仮に1ドル110円として1万通貨を保有するのに必要な証拠金を考えると、わずか1,238円という驚きの安さです。3,750円であれば3万通貨の保有が可能となります。
3.約定スピードと約定力が優秀
XMの最大の強みは圧倒的な約定スピードと約定力です。
XMは全注文の「99.35%」を1秒未満で執行しており、24億回以上の取引において約定拒否が一切発生していません。
約定拒否なしを実現しているのはXMがNDD方式を採用しているためで、トレーダーにとってよりよい取引環境を実現することがXMにとっても利益となるからです。
4.ロスカットは20%・ゼロカットシステムはもちろん利用可能
XMではロスカット(証拠金維持率)を20%に設定しています。
ロスカットは含み損が大きくなりすぎた場合に強制的に損切りされる仕組みで、この数字が低いほどトレーダーの判断する余裕が増えるのです。
一方、相場が急変動した場合には、ロスカットが間に合わないケースもあります。
ゼロカットシステムは、損失が証拠金残高を超過した状態でロスカットされた場合、マイナス分を補填してくれるシステムです。
XMではゼロカットシステムを採用しているために追証がありません。
5.無料VPSサービスを提供
VPSとは仮想専用サーバーのことで、一人ひとりに割り当てられた仮想のサーバーを使えます。
XMの提供するVPSでは、1.5GB RAM、20GBのハードドライブ容量、600MHzの安定したCPU電源によるWindows 2012サーバーにアクセスできます。
XMはこのVPSサービスを、一定の条件をクリアしたトレーダーに無料で提供しています。
無料VPSサービスの条件は以下の通りです。
1.最低(有効証拠金 )がUSD 5,000もしくはその他の通貨相当額が口座にある
2.一か月に最低5往復Lotまたは500往復マイクロLotの取引がある
6.日本人在籍で完全日本語対応の充実したサポート
XMでは日本人スタッフを約20人雇用しておりWebサイト、電話、メール、ライブチャットなどすべてのサービスで日本語対応となっています。
電話やライブチャットは平日24時間対応しており、メールを送っても翌営業日には返事が届くほど充実したトレーダーケアを実施しているところに、多くの日本人が高い評価をしています。
7.教育コンテンツ:オンラインウェビナーを定期定期に開催
XMでは月に5回以上のウェビナー(オンラインセミナー)を実施しています。これまでにも何百ものセミナーを開催してきており、トレーダーを育成し、よい取引判断が行えるようにしてきました。
XMはトレーダーをサポートするサービスの充実により顧客維持率を保ってきたといえるでしょう。
XMで考えられる4つのデメリット
XMには多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。
デメリットも含めて総合的に業者を見ることで、自分に合っている業者かどうかを判断できます。
1.出金方法の選択肢が少ない
XMの出金ルールにより入金と同じ方法でしか出金できません。
また利益分を出金できるのは銀行送金に限られており、その他の出金方法は入金時に利用した方法のみ実行できます。
このルールはマネーロンダリングやテロ組織への資金の流出を防ぐ目的があるため、XM以外の多くの海外FX業者でも適用されています。
2.信託保全制度がない
XMでは顧客から預かった資金を信託保全ではなく、分別保管しています。
信託保全は、顧客の資産を銀行に信託することで万が一FX業者が倒産しても法律によって顧客の資産を守る制度ですが、分別保管は顧客の資産とFX業者の資金を分けて保管しているのみです。
ただ、XMは現在まで多くの実績と信頼を築きあげており、400億もの資本金を保有していることから、心配する必要はないでしょう。
3.休眠口座の条件が厳しい
どの口座であっても90日間取引が行われなかった場合、休眠口座として分類され、毎月1口座5ドルの口座維持費が引かれます。
また休眠口座に分類されるとボーナスクレジットはすべて消滅。口座に資金が無くなり、口座維持費が支払えなくなってから更に90日感が経過すると口座凍結の処分が下されるのです。
休眠口座は、期間内に取引を行うか入金することで解除されますが、口座凍結となると再度XMへ口座開設の申請を出す必要があり、手間がかかります。
複数口座を持っていた場合、最小の単位だけでも取引があれば、休眠口座にはならないため、取引を完全に停止しないように注意してください。
4.法人口座を作れない
海外FX業者で口座開設を検討している方の中には、法人口座の開設を目的としている方がいると思いますが、残念ながらXMでは法人口座を作れません。
以前は法人口座の開設も可能でしたが、2018年頃から理由を明らかにしないまま新規の開設を中止しており、現在のところ再開の予定も発表されていません。
法人口座がどうしても必要な場合には、法人口座の開設ができる海外FX業者を探す必要があります。
5.スプレッドが広く、取引手数料が高い
すでに述べたようにXMのスプレッドは他の海外FX業者と比較して広いです。
以下の表をご覧ください。当サイトが測定した「実測スプレッド」の海外FX業者10社のランキングです。
XMはスタンダード口座の6通貨ペア総合ランキングで「最下位」で、ゼロ口座の6通貨ペア総合ランキングで「8位」になっております。
したがって、XMはスプレッドの狭さや取引コストの安さを目的として使用する海外FX業者ではないことがわかります。
XMの概要まとめ
XMは2009年よりサービスを徐々に広げ、今や世界196ヶ国、350万人のトレーダーに高品質のサービスを提供するFX業界のリーダー的存在です。
またXMは日本人スタッフを雇用し、完全な日本語対応を実現しており、日本人トレーダーに最も人気の高い海外FX業者になります。
スタンダード口座のスプレッドの広さを補なうボーナスの導入がXMの人気の理由でしょう。ただし本記事で何度も述べているように、取引コストを抑えたい方は他の業者の利用を検討すべきです。
XMのメリットだけでなくデメリットも十分に把握することで、投資スタイルに合った口座を開設し、海外FXを開始してください。