AXIORY(アキシオリー)は、低いスプレッドと高い約定力が特徴の海外FX業者です。
AXIORYの設立は2013年とまだまだ歴史は浅いです。しかし海外FXトレード会社では数少ない「cTrader」が使える会社であり、他の業者にはない強みを持って今も成長を続けています。
海外FXスプレッド部では、AXIORYの詳細な情報をあらゆる面から紹介し、わかりやすく解説いたします。
海外FX「AXIORY」の基礎情報とデータ
AXIORYの運営は、「Axiory Global Ltd.」という2007年に設立された金融システムやFXトレードインフラの開発会社が行っています。
「Axiory Global Ltd.」は、金融ライセンスやMetaTraderライセンスの取得を進めた「MyAxiory」を開発し、2013年に海外FXトレード会社としてサービスの提供を開始しました。
■Axioryルースープブログ保有の金融
ライセンス・IFSC(ベリーズ)ライセンス番号IFSC 255分の60 / TS / 19
Axioryは「全額信託保全」を採用しており、運営資金と顧客の資金は完全に分離して管理され、顧客の資金はドーハ銀行の信託口座にて保管されています。
この顧客の資金は、第三者監査機構「プライスウォーターハウスクーパーズ(PWC)」によって監視されており、万が一AXIORYが破綻してもPWCが一時的に管財人となり、資金は顧客に全額返還されます。
またAXIORYは、2016年9月に「The Financial Commission(金融委員会)」に加盟しました。
投資家とFX業者の間でトラブルが発生した場合、中立の立場になり問題解決に取り組む第三者機関が「The Financial Commission」です。当事者間で解決できない場合は、顧客が直接「The Financial Commission 」に申し立てることも可能となります。
もし出金などにトラブルが発生した際に、トレーダーは最大で2万ドルの賠償を受けられます。
さらにAXIORYは価格操作を行うことなく、統計情報をリアルタイムで開示することで公平性、透明性を続け、安心して取引が行われる環境を作っています。
AXIORYの取引条件は以下の通りです。
AXIORYにおける2種類の口座の違いと特徴
AXIORYでは2種類の口座が用意されており、一人で「10口座」までリアル口座を保有できます。さらに審査を受ければ、10口座以上の申請も可能です。
このため自分のトレードスタイルや経験によって、口座を分別可能なシステムとなっています。2種類の口座の特徴をまとめたので、参考にしてください。
それぞれの口座について、特徴をご紹介いたします。
スタンダード口座┃標準的な取引口座
スタンダード口座は取引手数料のかからない標準的な口座で、初心者から上級者まで広い層のトレーダーが利用しています。
スタンダード口座の注文方式は、STP(Straight Through Processing)方式を採用しています。STP方式は海外FX取引で最も一般的な注文方式です。
STP方式とは顧客の注文情報を瞬時にインターバンク市場に流します。
この時トレーダーにとって、最も有利となる価格が自動的に選択されてから、インターバンク市場に流される仕組みになっているのです。
AXIORYのスタンダード口座は、他社のSTP方式の口座に比べて狭いスプレッドが魅力です。
またスタンダード口座では後述のナノ・スプレッド口座のように、取引ごとに手数料がかかることはありません。
ナノ・スプレッド口座┃最小0.0pipsの低スプレッド口座
ナノ・スプレッド口座は、スタンダード口座よりもさらに低いスプレッドでトレードが可能な口座です。
ナノ・スプレッド口座とスタンダード口座との大きな違いは、
1. ECN方式の採用
2.スプレッド値の違い
3.取引手数料の有無の3点です。
ECNとは「電子通信ネットワーク」の頭文字をとった名称です。
日本語では電子商取引という意味で、アメリカにある電子商取引を行う取引市場のことを指します。
ECNは中立な取引を行う場所であり、トレーダーの注文が直接市場に流れるため、非常に透明性の高い取引が可能です。
またトレーダーの注文にFX業者が介入しないため、低スプレッドとなっていますが、代わりに取引ごとの手数料が発生します。
AXIORYの場合は1Lotあたり往復で600円ほどの手数料が発生。600円の水準は他社と比較して低めに設定されています。
低い手数料で透明性の高い取引ができるナノ・スプレッド口座は、1日に何度も取引を繰り返すスキャルピングに向いてる口座といえるでしょう。
AXIORYに対応する取引プラットフォーム
AXIORYでは、2つのプラットフォームを利用できます。
1つ目はロシアのメタクオーツ(MetaQuotes)社が開発した、高機能なFX取引ツールであるメタトレーダー
2つ目はキプロスに本社を置く「SpotwareSystems社」が開発した独自のプラットフォームである「cTrader」です。
トレーダーはメタトレーダーかcTraderのどちらかを選択できますので、それぞれの特徴について解説します。
メタトレーダー4(MT4)のメリットはカスタマイズ性にあり
メタトレーダー4(MT4)は、2005年にリリースされており、今なお多くのトレーダーが愛用している取引ツールです。
最新版であるメタトレーダー5(MT5)が2010年にリリースされているにもかかわらず、MT4がいまだに人気である理由は3つあります。
1.豊富なカスタムインジケータが利用できる
2.EAの種類が豊富
3.MT5に対応できるFX業者が少ない
1.豊富なカスタムインジケータが利用できる
MT4ではカスタムされたインジケータを利用できます。
カスタムインジケータとは、移動平均線、ボリンジャーバンドなど、為替レートのデータを加工して相場の分析に使う指標をカスタムしたものです。
MT4を使用するトレーダーが多いことから、カスタムインジケーターの数も多く、トレーダーが求めるインジケーターを見つけられます。
2.EA(自動売買プログラム)が豊富
MT4のEA(自動売買プログラム)は開発が容易であることから、多くのEAが市場に出回っています。
3.MT5に対応できるFX業者が少ない
MT5に対応しているFX業者はMT4に対応しているFX業者と比較して、まだまだ数が多くないこともMT4が多用されている理由です。
現在MT5に対応している業者は20社程度ですが、対してMT4に対応している業者は1000社以上あります。
cTraderのメタトレーダーにはない6つのメリット
cTraderはキプロスに本社を置く「SpotwareSystems社」が開発し、2011年にリリースしたECN方式専用のプラットフォームです。
約定が速い、ワンクリック注文ができる、大きなタイムラグがないなどがcTraderの強みです。他にも「cTrader」はメタトレーダー4にはない以下の機能を搭載しています。
1.板情報が見れて、価格を容易に確認できる
2.日本語および日本時間に設定可能
3.予定の損益を決済前に確認できる
4.26種類の時間足がある
5.追加注文が可能
6.インターバンクレートが見られる
1.板情報が見れて、価格を容易に確認できる
板情報とは、どの価格で売買注文がどれくらい出ているのかがわかるものです。
cTraderでは「Standard DoM板情報」「Price DoM板情報」「VWAP DoM板情報」の3つの板情報を閲覧できます。
1.Standard DoM板情報は価格の流動性と注文価格
2.Price DoM板情報は現在の価格と注文状況
3.VWAP DoM板情報は複数ロットの異なった注文の平均価格
についてそれぞれ確認できます。
2.日本語および日本時間に設定可能
cTraderでは日本語対応に加えて日本時間にも対応しています。エントリーのタイミングを日本時間で確認できることはトレーダーにとって非常に便利です。
3.予定の損益を決済前に確認できる
トレードの決済をする前に損益の具体的な金額を認識可能です。このため損失を最小限に抑える損切りや、追加注文を容易に行えます。
4.26種類の時間足がある
時間足とは、相場価格の始値、高値、安値、終値をロウソクに似た1本の線で表したもので、1分足は1分間、1時間足は1時間のローソク足となります。
メタトレーダー4では時間足が「9種類」cTraderは「26種類」です。時間足を豊富に表示することで、細かいチャートの動きを追うことが可能です。
5.追加注文が可能
cTraderでは「FIFO注文」が可能です。
FIFO注文とは、新規、決済の区別のない注文で、保有ポジションと逆の注文をした場合に約定日時が古いものから順に決済されていく注文方法です。
たとえば売りポジションを「3Lot」持っていて、新たに「10Lot」買い注文する場合、通常は売りポジションの「3Lot」を決済してから買い注文を行います。
しかしFIFO注文では、売りポジションの決済と買い注文を一度に行えます。
「3Lot」の売りポジションを保有しているときに、「10Lot」の買い注文をすると、「7Lot」の買い注文をそのまま保有し、自動で「3Lot」の売りポジションを決済してくれる仕組みです。
このためFIFO注文には、ポジションを一括で決済できることにより余計な時間を減らし、機会損失を減らせるメリットがあります。
6.インターバンクレートが見られる
インターバンクレートとは、銀行間の為替レートのことをいいます。
インターバンクレートは、FX業者によってスプレッドが上乗せされていない状態のレートです。したがってインターバンクレートを確認することで、取引環境の透明性や安全性を確認することが可能です。
AXIORYの口座開設の流れ
AXIORYの口座開設では「Jumio」などの最新の認証方法を取り入れているため、最短5分程度で口座開設が完了します。
以下にご紹介するのが口座開設の手順です。
AXIORYの「公式サイト」にアクセスし、画面上部にある「口座開設」をクリックして情報入力フォームに進んでください。
まずはじめに、基本情報を入力します。
基本情報:名(ローマ字)、姓(ローマ字)、名前(漢字)、メールアドレス、電話番号、パートナーコード(AXIORYから紹介を受けた場合のみ)
入力後、同意ボックスにチェックを入れ、詳細情報入力画面に進みます。
詳細情報:性別、生年月日、現住所(すべて英語)
納税地に関する質問に回答してください。
入力後、投資に関する質問の入力画面に進んでください。
投資に関する質問:金融取引の経験(最終学歴、現在の就業状況、年収、おおよその資産額)
金融取引の経験(当てはまるものを選択)
投資の目的(期間、純資産、資金元)
入力後、アカウント作成準備に移ります。
アカウント準備:レバレッジ選択、アカウント(プラットフォーム、アカウントタイプ、通貨)の設定
入力後、必要書類送信画面に進みましょう。
必要書類は、本人確認書類と現住所確認書類の2種類を提出します。
書類の提出に関しては後で提出することも可能です。
また本人確認書類は「Jumio認証システム」にて提出し、顔写真付きのIDが必要です。
■有効な書類
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
・在留カード
パスポート以外は両面を撮影し、提出する必要があります。
現住所確認書類は、発行から6ヶ月以内であり、名前、現住所、発効日、発行元が明記されたものに限り有効です。
■有効な書類
・各種公共料金の請求書や領収書
・健康保険証
・電話料金の領収書
・銀行、クレジットカードの利用明細書や請求書
・納税関係書類
・住民票・印鑑登録証明書
・運転免許証(本人確認書類としてパスポートを提出した場合のみ)
必要書類の提出後、口座開設完了の案内メールが届きます。
届いたメールから「MyAxiory」にログインし、初回入金の確認次第、取引を開始始できます。
AXIORYの入金と出金の方法
AXIORYの入金と出金方法ついて、以下の通り紹介します。
入金方法
入金方法は大きく分けて4種類です。
1.銀行送金
2.クレジットカード・デビットカード
3.仮想通貨
4.オンラインウォレット
すべての入金方法で1回当たりの取引額が200ドル未満の場合は「一律15ドル」の手数料が発生します。
また国内銀行送金で使用できる通貨は「円」のみです。
1.銀行送金
銀行送金には、国内銀行送金と国際銀行送金の2種類があります。
国内銀行送金は「Curfex」という決済システムを利用し、営業日の24時間以内に口座に入金されます。
また振込手数料は、0円から400円の間で必要になる場合があり、具体的にいくらになるのかはご自身で確認してください。
国際銀行送金は、入金まで3営業日から3週間ほどの時間を要しますのでオススメはできません。
入金手数料はかかりませんが、送金に伴う手数料は自己負担となります。
2.クレジットカード・デビットカード
クレジットカード・デビットカードはVISAとJCBのブランドが利用でき、入金手数料無料で即時に口座に反映されます。
3.仮想通貨
仮想通貨は、ペイメントプロトコル採用ウォレットに限られ、以下のウォレットが利用できます。
・BTC(Bitcoin)
・BCH(Bitcoin Cash)
・ETH(Ethereum)
・XRP(Ripple)
・PAX(Paxos Standard)
・GUSD(Gemini dollar)
・USCD(USD coin)
・BUSD(Binance coin)
入金後、口座に反映されるまでの所要時間は約15分です。
4.オンラインウォレット
オンライン送金は以下のサービスが利用できます。
・STICPAY(スティックペイ)
・VLoad(ブイロード)
・NETTELLER(ネッテラー)
・Skrill(スクリル)
すべてのサービスは入金手数料が無料で即時口座に反映されます。
また各業者の手数料として「STICPAY:2%」「VLoad:2%」「NETTELLER:2.5%」「Skrill:1.9%」かかります。
ただし「NETTELLER」と「Skrill」は2020年現在、日本国内に在住の方は利用できませんのでご注意ください。
出金方法
AXIORYでは、出金依頼から営業日24時間以内に出金手続きが完了します。
ただし手元に24時間以内に届くというわけではなく、出金方法によって数営業日の時間を要しますのでご注意ください。
異なる通貨へ出金する場合は、為替レートが適用され、第三者名義への送金はできません。
出金は入金と同じ方法でおこなわれる
AXIORYの出金は入金と同じ方法で行われます。
2020年7月1日より出金方法に関する規定が一部変更になり、入金額に関わらず利益分も含めて出金できるようになりました。(入金に利用していない方法は選択できません)
ただしクレジットカードでの出金に関しては、入金額を上限として、最優先に出金する必要があります。
「Curfex」での出金を行う場合、手数料は無料です。ただし一回あたりの金額が2万円未満の場合、一律1500円の手数料が取られるため、出金は2万円以上の方がお得になります。
Curfexの営業時間が日本時間9時から18時となっており、18時以降の依頼は翌営業日以降の反映となります。
出金方法と入金方法を同じにするルールはAML(アンチマネーロンタリング)の規定によるもので、マネーロンダリングなどの犯罪を防止する目的で設定されました。
Bitcoin以外の仮想通貨で入金した場合は、Bitcoin Cashも含め、Bitcoin以外の仮想通貨への出金は対応しておらず、国際送金での出金となります。
AXIORYのボーナスの取得条件
AXIORYでは、不定期でボーナスを実施しています。
現在実施されているお中元ボーナスは、2段階に分けられており、キャンペーン期間内に口座開設、入金を行うことで誰でも参加可能です。
まず第1段階として2020年7月1日~21日までの期間で、入金ボーナスとして入金額の100%、最大30,000円が入金から24時間以内に付与されます。
入金した取引口座のクレジット(取引に使える資金)に反映され、有効期限は2020年12月31日です。
次に第2段階として2020年7月1日~9月30日までの期間で、持っている全口座を対象に取引量が30ロットになります。
AXIORYのスプレッド事情
AXIORYはスプレッドの狭さが大きな強みです。とくに低スプレッドに特化したナノ・スプレッド口座は海外FX業者の中でも低スプレッドです。
ナノ・スプレッド口座では「ECN方式」を採用しており、最小0pipというスプレッドになっております。この低スプレッドはAXIORYを通さず市場に直接注文が届くことで実現しているのです。
ナノ・スプレッド口座において、メタトレーダー4とcTraderのどちらのプラットフォームを利用した場合でも、スプレッドの値に大きな差はありません。
ただしスプレッドが非常に狭くなる一方で、1Lotあたり6ドルの手数料が必要です。
とはいっても手数料とスプレッドを合算しても、スタンダード口座と比べて取引に必要な費用はかかりません。
またスタンダード口座においても他の海外FX業者と比較して、スプレッドが狭い傾向にあります。
当サイト(海外FXスプレッド部)では、海外FX業者10社のスタンダード口座・低スプレッド口座におけるスプレッドについて、独自ツールを用いて実測し、公開しております。是非そちらもチェックしていただければ幸いです。
詳しくはこちらをご覧ください。
AXIORYを選択すべき7つのメリット
AXIORYには多くのメリットがあるため、ご紹介いたします。
1.ゼロカットシステム採用・追証なし
AXIORYでは証拠金維持率が50%を下回った場合、マージンコールが表示され、証拠金維持率が20%を下回るとロスカットが実行されます。
マージンコールとは損失によってロスカットが近いことを知らせてくれる機能であり、ロスカットは含み損が大きくなりすぎた場合に強制的に決済される仕組みです。
ロスカットはトレーダーが被る損失を最小に抑えるための救済措置です。
しかしあまりにも大きく為替相場が変動すると、相場が混乱し一時的に取引ができない状態となり、ロスカットを行えなくなります。
相場の動きが落ち着き、取引ができるようになる頃には、ロスカットのラインをさらに下回る価格がついた状態でロスカットが発動するため、トレーダーに証拠金を超える借金(追証)が残ることになります。
ロスカットが間に合わない時のための保証となるのが「ゼロカットシステム」です。
ゼロカットシステムは、損失が証拠金残高を超過した状態でロスカットされた場合、マイナス分の追証を補填してくれるシステムです。ゼロカットシステムは、ほとんどの海外FX業者で採用されている一方で国内のFX業者にはない、顧客目線に立った素晴らしいシステムです。
2.最新のチャートシステム「cTrader」の利用可能
AXIORYは他の海外FX業者ではあまり採用されていない「cTrader」を利用できます。
cTraderはECN方式に特化したプラットフォームであり、短期取引(スキャルピングトレード)に適しています。
メタトレーダー4と比較して操作性に優れ使い勝手が良く、ワンクリック注文やワンクリック決済が可能で、同時決済のタイムラグもありません。
cTraderの評価は総じて高く、数々の受賞歴のあるプラットフォームであり、今後cTraderを採用する海外FX業者は増えていくことでしょう。
3.ナノ・スプレッド口座の手数料は業界トップクラスの安さ!
ナノ・スプレッド口座の手数料が片道3ドル(往復6ドル)と低く設定されています。
競合他社であるTitan FXのBlade口座が往復7ドル、XMのzero口座が往復10ドルと、他業者のECN方式の口座と比較しても手数料は低いことがわかります。
4.スピーディーな約定力は大きな魅力
約定スピードと高い約定力もスプレッドと並んでAXIORYの大きな強みの一つです。
約定率99.98%と非常に高い数値を誇り、全注文の執行に要する時間は1秒未満です。
約定スピードの速さはcTraderやNDD方式を採用していることによって実現されており、トレーダーにとってストレスなく取引できる環境が作られます。
5.安心の信託保全あり
AXIORYの取得している金融ライセンスは信託保全の義務のないIFSCとなっていますが、資金の分別管理を行い、独自の信託保全を導入しています。
信託保全とは、FX業者が顧客の資金を信託銀行に預け、もしもFX会社が破綻しても顧客に資金が返還される仕組みのことです。
AXIORYは、カタールの大手銀行であるドーハ銀行の信託口座にて全額信託保全を行っています。
6.日本語サポートの充実!ライブチャットにも対応
AXIORYでは日本人スタッフによる日本語サポートが充実しており、Webサイト、メール、ライブチャットなどすべてのサービスで日本語対応となっています。
しかし電話でのカスタマーサポートは実施していません。
対応時間はメールが平日の9時から24時。ライブチャットが平日の10時30分から23時30分となっています。
7.アービトラージ取引が可能!
アービトラージとは、同じ商品に価格差がある時に価格差を利用して利益を得る手法です。
アービトラージ取引を禁止しているFX業者が多い中、AXIORYでは両建てアービトラージが可能となっています。
両建てとは、一つの口座で売りポジションと買いポジションについて同時に保有することを指します。AXIORYでは同一口座内、複数口座間、別の業者との間のすべてにおいて両建てが可能です。
ただし別の業者との間で取引を行う場合は、相手も両建てを許可している場合に限ります。
AXIORYで考えられる3つのデメリット
AXIORYには多数のメリットがあります。一方でデメリットも存在します。AXIORYのデメリットは以下の通りです。
1.ボーナスに力を入れていない
AXIORYには不定期で開催されるボーナスしかありません。
現在は「お中元ボーナス」を開催していますが、「お中元ボーナス」は期間限定です。過去に開催されたものとしては「お年玉ボーナス」や法人口座限定の「最大利息5%ボーナス」などがあります。
AXIORYではボーナスが少ない分、ボーナスにかかるコストをトレード環境の整備にまわす方針なのでしょう。
cTraderの採用や信託保全の導入を行い、高い約定力や狭いスプレッドの実現、資金の保証の充実等、トレーダーにとって利用しやすい環境が提供されています。
2.最大レバレッジが他の海外FX業者と比較すると低い
AXIORYは最大レバレッジが400倍と、他の海外FX業者と比較してレバレッジが低いです。
他の海外FX業者は最大レバレッジが500倍を超えているものが多く、中には1000倍を超えているところもあるため、レバレッジだけで比較するとどうしても見劣りします。
しかし証拠金の残高超過によるレバレッジ制限は、他の海外FX業者と比較して緩く、ハイレバレッジを維持しつつ高いロットで取引を行うことが可能です。
bitwalletが使用不可
bitwalletとは、シンガポールのbitwallet PTE LTDが運営しているオンラインウォレットサービスです。
銀行やクレジットカードから海外FXの口座に入金する際に、bitwalletを経由することで手数料を抑えられます。
bitwalletは手数料が低く、入出金のスピードが速いことから、多くのトレーダーが利用しているサービスです。しかしAXIORYでは、2019年2月にbitwalletとの業務提携を解消し、サービスが利用できなくなりました。
ただしbitwalletに代わる出金方法として、curfex(国内銀行送金)やSTICPAYの使用が可能となっております。
AXIORYの概要まとめ
AXIORYは2013年にサービスを開始して以降、高い約定力と低スプレッドを売りとした高品質のサービスを提供する人気の海外FX業者です。
日本語対応も充実しており、多くの日本人トレーダーが利用しています。
カスタム性能が高いメタトレーダー4と、独自の機能を持ったcTraderが無料で使用でき、口座によって2つのツールを使い分けられるのは大きな魅力です。
またナノ・スプレッド口座は、平均的なスプレッドが業界の中で最も狭い水準を誇っているため、取引で得られる利益額が大きくなる魅力もあります。
AXIORYは初心者にも上級者にもおすすめの海外FX業者であり、メリットとデメリットの両方をしっかり把握して、自分に合ったメタトレーダーの利用や口座の開設をするように心がけてください。