MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)は、2013年に日本向けサービスを開始した海外FX業者です。強い約定力やLINEを使った日本語サポートがあることから高い人気を誇るブローカーになります。
とくに短期トレーダーが口座を開設しており、提供しているスプレッドの狭さが特徴として挙げられます。
この記事ではMYFX Marketsの新規口座開設を考えている人向けに、基礎情報や口座開設の方法、口座運用に関する内容、メリット・デメリットといった詳細な情報について詳しく解説します。
MYFX Marketsの基礎情報とデータ
MYFX Marketsは2014年にアジア向けのFX業者として設立。
ニュージランドの金融ライセンスを所持しており、2015年にモーリシャス共和国の金融サービス委員会(FSC)に登録先を変更しました。
そして更に現在では、公式サイトにて「AXIS INC。」という名前でセントビンセント・グレナディーン金融庁(FSA)に登録されていることを公表しています。
■FSA登録番号:24078IBC2017
MYFX Marketsは国際的に信頼性の高い、オーストラリア証券委員会(ASIC)のライセンスを取得している「AxiTrader」のホワイトラベルであることから、高水準なサービスと安全性を提供しています。
Axitraderの保有する金融ライセンス
■オーストラリア証券委員会(ASIC)ライセンス番号:318232
また顧客の資産はMYFXの信託口座ですべて管理されています。
MYFX Marketsに万が一の事態が生じても、入金分に加え利益分も補償される高い資産管理システムを導入しているのです。
MYFX Marketsの取引条件を以下に記載します。
MYFX Marketsにおける2種類の口座を調査!
MYFX Marketsでは「スタンダード口座」と「プロ口座」の2種類の口座が用意されており、複数の口座を保有することが可能です。
それぞれの口座の特徴をまとめましたので、確認してください。
スタンダード口座┃スプレッドの狭い標準的な口座
スタンダード口座はMYFX Marketsで最も人気の高い口座です。業界屈指のスプレッドの狭さが特徴です。
発注がSTP方式でありながら、スプレッドはドル円最低1.2pipsを実現しており他の海外FX業者を圧倒しています。
STP方式とは(Straight Through Processing)の頭文字をとった注文の仕組みで、トレーダーからの注文は一度ブローカーを介してカバー先の金融機関とマッチングすることで約定します。
カバー先とはブローカーが提携している金融機関のことです。STP方式ではカバー先によって約定力の差が如実に表れます。
MYFX Marketsは「HSBC」「Citibank」「Royal bank of Scotland」「UBS」「JPMorgan」といった大手金融機関をカバー先としているため、約定力にも定評があります。
プロ口座┃業界トップ低コスト!短期トレード向け口座
プロ口座は短期トレードを主とする中級から上級者向けに提供されており、スプレッドの狭さに特化した口座です。
発注はECN方式で、ブローカーを介さずに直接市場へとトレーダーの注文が流れるシステムのため、スプレッドが狭い代わりに取引手数料が1往復あたり7ドル(1Lot)かかります。
ドル円はユーロドルの最低スプレッドは0.0pipsになることもあり、スキャルピングを行うトレーダーにはスタンダード口座よりも有利にトレードできる口座です。
ただしプロ口座では、最低入金額が5万円です。5万円の入金額はスタンダード口座よりも高く設定されており、資金の少ないトレーダーにとってはハードルが上がります。
またCFD取引でSPI200やS&P500、WTIなどに一部取引制限がかかっているため、CFD取引をメインで行いたい場合には、事前に取引したい銘柄に関して情報を集めておきましょう。
MYFX Marketsはもちろん「MT4」に対応
MYFX Marketsはメタトレーダー5(MT5)には対応しておらず、旧バージョンであるMT4のみを採用しています。
MT4はカスタムインジケータが豊富であり、多種多様なEA(自動売買プログラム)を使用できるため、いまだに多くの海外FX業者で採用されている主流の取引プラットフォームです。
インジケータとは、為替レートのデータを用いて指標となるラインを加工し、FX取引の判定に使うものです。
テクニカル指標とも呼ばれ、数多くの種類のインジケータが開発されています。(例:移動平均線、ボリンジャーバンドなど)
EAとはエキスパートアドバイザー(エキスパートアドバイザー)の頭文字を取ったもので、MT4で作動する自動売買プログラムのことです。
EAにはFXトレードに関する売買の戦略がプログラミングによって組み込まれており、作動させるとエントリーから決済まで自動で取引が行われます。
MT4ではプログラミングを勉強すれば、自作のEAを作成可能であるため、自作のEAを用いたシステムトレードが後でます。
またMYFX Traderでは、マルチアカウントマネジャー(MAM)を採用しており、1つのMT4口座から管理者が各口座への分配方法の設定を行い、無制限にかつ効率よく複数口座を運用できます。
MAMにより全口座の残高を1つのマスター口座で確認でき、取引もMT4の1つの口座ですべてをコントロール可能になります。
MYFX Marketsの口座開設の流れ
まずMYFX Markets「公式サイト」へアクセスしましょう。
トップページの先にある「ライブ口座開設」のボタンを押すとページが切り替わり、口座の開設に必要な個人情報の入力をしていきます。
お取引口座開設のオンライン申し込みページでは以下の項目を入力します。
氏名、メールアドレス、電話番号、お住まいの国、生年月日、画像認証コード
画像コードは、フォームの右側にあるアルファベットです。
すべて入力を終えたら「口座開設」のボタンを押し、確認メールを待ちます。
数分以内に、このようなメールが届きます。
ウィジェットれてきたメールに記載されている「確認する」ボタンから基本情報の入力画面に移り、以下の情報を入力していきます。
性別、郵便番号、住所、クライアントオフィスパスワード(大小英字と半角数字を含む8文字以上)
IB番号、職業形態、年収、取引経験、MYFX Marketsをどこで知ったか
最後に「利用規約に同意」したことを示すチェック漏れがないようにしてください。
入力が終えたら「次へ進む」を押し、「口座設定」に移ります。
画面が切り替わったら、口座の通貨と口座タイプ、レバレッジの選択をします。
口座タイプは後から切り替えができないため、注意してください。
レバレッジについては後から管理画面で変更が可能です。
次に「書類をアップロード」画面で画像ファイルを提出します。この時点で書類がすべて準備できていない場合には後からアップロードできます。
本人確認用書類には「本人確認書類」と「現住所確認書類」の2種類が必要です。
本人確認書類:運転免許証、パスポートなどの写真付きの身分証明書
現住所確認書類:公共料金や携帯電話の請求書などの書面全体(住民票・保険証は対象外です)
アップロード可能なファイル形式はgif、bmp、jpeg、png、tiff、doc、pdfです。
アップロードした書類が問題なく承認されるとMT4ログイン番号とパスワードを受け取り、口座にログインできます。
MYFX Marketsの入金と出金の方法
MYFX Marketsの「入金方法」と「出金方法」はさまざまな方法がありますので、一つひとつ解説します。
入金方法は4つある
MYFX Marketsの入金方法は現在以下の4種類が可能です。
1.銀行送金
2.クレジットカード/デビットカード
3.オンラインウォレット(bitwallet、STICPAY、fasapay)
4.bitpay
すべての方法で入金手数料をMYFX Marketsが取ることはありません。
1.銀行送金による入金
銀行送金は普段利用している金融機関を通じて行い、JPY、USD、AUD、GBP、EURの中から入金したい通貨を選択できます。
入金にあたり振込手数料に関しては、利用する金融機関によって金額が違い(3,000〜5,000円程度)トレーダー負担となります。
また着金までの反映には1~3営業日かかるため、他の方法と比較しても利便性が良くありません。
2.クレジットカード/デビットカードによる入金
クレジットカード/デビットカードによる入金は、オンラインですべて手続きを完了でき即時反映されます。
対応している国際ブランドは「VISA」と「Mastercard」の2種類です。
3.オンラインウォレットによる入金
MYFX Marketsが対応しているオンラインウォレットは「bitwallet」「STICPAY」「fasapay」の3種類です。
これらのオンラインウォレットも入金処理が終わると口座へ即時反映されます。
4.bitpayによる入金
bitpayは仮想通貨を利用して入金する方法です。
対応している仮想通貨は「Bitcoin」「Bitcoin Cash」「Ethereum」の3種類です。
それぞれの仮想通貨を保有していれば、bitpayを通じてMYFX Marketsの口座へと入金できます。
bitpayでは入金による口座への反映は即日であるため、クレジットカードやオンライウォレットと比較すると少し時間がかかります。
MYFX Marketsでは入金方法のステータス欄に「メンテナンス」となっている場合があり、一時的に入金できない方法がありますので、随時公式サイトにて確認してください。
出金方法も4種類ある
MYFX Marketsでは以下の4種類の出金方法があります。
1.銀行送金
2.クレジットカード/デビットカード
3.オンラインウォレット(bitwallet、STICPAY、fasapay)
4.bitpay
1.銀行送金による出金
銀行送金を利用した出金は、入金した額と利益分の金額にかかわらずすべて出金できます。2,000円の手数料は自己負担となり1~3営業日で反映されます。
2.クレジットカード/デビットカードによる出金
クレジットカードでの出金は、入金した金額以上の利益分を出金できません。入金額以上の出金ができない理由として、マネーロンダリングやテロ組織への資金流出を防止する目的があるのです。
クレジットカードへ出金できなかった利益分については、オンラインウォレットか海外送金によって出金する必要があります。クレジットカードで出金する際の手数料は無料で、かつ口座へは即時反映されます。
3.4.オンラインウォレット/bitpayによる出金
オンラインウォレットとbitpayを利用した出金は、入金分と利益分のすべての金額を出金でき、手数料が無料なことに加え、即時反映されます。
仮想通貨への出金は、入金時に利用した通貨がある場合に限り出金できます。
MYFX Marketsのボーナスは不定期開催
MYFX Marketsのボーナスは不定期に開催されており、過去には新規口座開設ボーナスや他社からの乗り換えボーナス、抽選で豪華商品が当たるくじ引きキャンペーンを開催していました。
これらのボーナスは定期的に行われているわけでないため、口座開設時のボーナスを狙うのであれば口座開設の時期を合わせる必要があります。
MYFX Marketsではボーナスの付与される口座を限定しておらず、スタンダード口座、プロ口座どちらでも対象になる場合が多いです。
また他の特徴的な点として、付与されたボーナスについて定められた条件を達成すれば「出金できる」ことが挙げられます。
たとえば過去に行われていた口座開設ボーナスでは、付与された2万円のボーナスを出金可能にするために、口座開設してから3ヶ月以内に5Lot以上の取引を行うことと、10往復以上の取引を行うことが条件でした。
ウェルカム20%入金ボーナスでは「200ドル以上の入金を行う」と申請すれば、入金額にプラス20%のボーナスが加算され、ボーナス受領3ヶ月経過するまでに最低10Lot以上の取引を行っていれば、出金が可能となっていました。
MYFX Marketsのボーナスは不定期に開催されており、開催時期によって金額が上下します。口座開設ボーナスを貰うためのタイミングを合わせることで、初期投資を抑える事ができるのです。
MYFX Marketsのスプレッド事情
MYFX Marketsのスプレッドは海外FX業界屈指の狭さです。スプレッドを狭くできる理由は、Axitraderのホワイトラベルであることと、ボーナス額が少ないことも考えられます。
スタンダード口座では、他のブローカーと比較して、ほとんどの通貨ペアでスプレッドは狭いです。とくに豪ドルに関連する通貨ペアでは狭いスプレッドを提供しています。
なぜ豪ドルに関する通貨ペアのスプレッドが狭いのかは諸説あります。
有力な説は「Axitrader」がオーストラリアの世界的なブローカーであるため、ホワイトラベルであるMYFX Marketsでも有利なスプレッドを提供できるという説です。
プロ口座のスプレッドは最小「0.0pips」達成しているため、スキャルピングや短期トレードにかなり有利です。
往復7ドルの手数料を加味して「実質スプレッド」を計算しても、スタンダード口座以上のスプレッドの狭さで取引ができます。
スプレッドの変動幅も、低スプレッドを強みとしている海外FX業者と比べてもかなり少ない変動幅となっています。
海外FXスプレッド部では、MYFX Marketsにおけるスタンダード口座とプロ口座のスプレッドを、独自開発したツールによってリアルタイムのスプレッドを計測しています。
MYFX Marketsを選択することで得られる9つのメリット
MYFX Marketsのメリットについて一つひとつ解説します。
1.Axitraderのホワイトラベルは信頼性抜群!
MYFX Marketsはオーストラリア最大のFX業者である「Axitrader」のホワイトラベルを取得しています。
ホワイトラベルとは企業が独自で提供しているサービスを、他の企業が自社ブランドとして提供できる権利のことです。
Axitraderは2014年5月末まで日本でFXのサービスを展開していましたが、金融庁の取り締まり強化に伴い、サービスを終了し、正式にMYFX Marketsへの移行を推奨していました。
MYFX MarketsはAxitraderの元役員がアジア向けに設立したブローカーです。
非常に評価の高いAxitraderのホワイトラベルを獲得しているため、Axitraderと同じ高品質のシステムを顧客に提供しているおり、トレーダーから高い信頼を得ています。
2.高い約定力を提供
MYFX Marketsは高い約定力でも有名なFX業者です。
MYFX Marketsは、Equinics(エクイニクス)社という、世界的に有名な金融機関や政府機関を顧客にもつ通信インフラ企業の取引サーバーを利用しています。
このサーバーは、「Google」や「Microsoft」「Amazon」といった、超巨大IT企業が提携して構築しているサーバーです。スピーディーな注文処理が可能で、トレーダーはストレスを感じることなく取引ができるのです。
3.最大レバレッジ400倍は2つの口座に適用!
MYFX Marketsは最大レバレッジ400倍と海外FXならではのハイレバレッジで取引ができ、少ない資金で大きな利益が見込めます。
他の多くのFX業者では、STP方式の口座でレバレッジの高い取引を行える一方、ECN口座ではレバレッジを下げる傾向にあります。しかしMYFX Marketsでは、スタンダード口座、プロ口座ともに最大の400倍で取引を行えます。
つまりECN方式であるプロ口座でも、最大レバレッジを利用した取引が行えるため、大口でのスキャルピングが可能になるのです。
4.ロスカット20%・ゼロカットシステムもあり
MYFX Marketsのロスカット水準は20%と低い値に設定されています。
ロスカットとはポジションを保持している際に損益が一定の値を下回ると、損失の拡大を防ぐために、強制的に決済する制度のことです。
たとえば証拠金5万円で20万通貨のポジションを保有していた場合、含み損4万円まではロスカットされないため、トレーダーに裁量の余地が与えられています。
また相場の急変などで万が一、口座残高がマイナスになった場合にも、ゼロカットシステムが適用されます。
ゼロカットシステムとは、急な相場の変動により損失が生じ、資金がマイナスになったとしても、MYFX Marketsに提示された金額を入金するとマイナス残高はリセットされ、入金した金額が口座に反映されるシステムです。
5.先物商品や仮想通貨の取引も可能
MYFX Marketsでは通貨ペアだけではなく、原油や金などのCFD取引や仮想通貨の取引も可能です。
CFD取引は原油・天然ガス・金・銀・とうもろこしと幅広く扱っていて、スタンダード口座、プロ口座どちらの口座でも取引できます。その一方でプロ口座は一部の取引が制限されています。
特徴的なのは、まだ比較的海外FX業者でも取り扱いの少ない「仮想通貨」を取引できることです。
仮想通貨の種類は、ビットコイン・ビットコインキャッシュ・イーサリアム・リップル・ライトコインに対応しています。仮想通貨はスタンダード口座、プロ口座どちらの口座でも取引可能です。
仮想通貨の取引を行う際の最大レバレッジは5倍です。FXのようにLotで計算するのではなく、各仮想通貨のトークンごとの契約での取引となります。
またFXと同じように「MT4」を使って同じ口座で取引をできるのも嬉しいことです。
6.LP公開のNDD方式で完全なるNDDを証明
MYFX MarketsはNDD方式によるLP(リクイディティプロバイダー)を公開しています。
LPとはFX業者にレートを提示している金融機関のことで、MYFX Marketsは「Bank of America」や「SMBC」といった有名な金融機関の名前を公開しています。
NDD方式とはトレーダーとインターバンクと呼ばれる市場との間にブローカーが介入しない取引方法です。
このNDD方式の中にSTP方式とECN方式の注文方法があり、スタンダード口座とプロ口座でそれぞれ採用されています。
FX業者の中にはNDD方式と公表しながら、LPを一切公開しておらず、NDDでは無いブローカーが含まれている危険性もあります。
しかしMYFXではLPを公開していることで、完全なNDD方式であることを証明しているのです。LPの公開は透明性が高く、信頼できる海外FX業者といえるでしょう。
7.EA・スキャルピングの利用制限が一切なし
MYFX MarketsではEA(自動売買システム)およびスキャルピングの利用制限をしていません。ブローカーによっては、EAやスキャルピングがサーバー負荷になることを懸念して制限している場合があります。
しかしMYFXでは、エクイニクス社の強固なサーバーを使用することにより、負荷に対する懸念がほとんどないため、これらの利用制限をしていません。
また取引制限をほとんどかけていないため、両建ても可能です。ただし明らかなゼロカット狙いの両建ては、悪質と見なされてペナルティが課せられる可能性はありますのでご注意ください。
8.日本人による親切なサポートあり!LINEサポートは特筆
MYFX Marketsではメール・ライブチャット・LINEによる日本語サポートを実施しています。
以前は日本の金融庁から警告を受けないように、サイトは英語のみの記述でした。しかし最近では、日本語バージョンも開始して日本語でのサポートも充実してきました。
また現在スタッフに日本人がいるため、たとえば口座残高がマイナスになり再入金の連絡をしたい時でも、英文を作成することなく、日本語でのやりとりが可能なので快適にサポートを受けられます。
とくにLINEによる日本語サポートが特徴的で、LINEの管理画面から「myfx markets」と検索し、公式アカウントに友達申請しておくと何かあった際には簡単に問い合わせが可能です。
サポートは平日24時間対応。メールはいつでも受け付けており、通常1営業日で返信がきます。
9.利益分も全額補償の信託保全を提供
MYFX Marketsでは顧客の資産を自社の信託口座に保管しています。
以前はオーストラリアにある大手銀行である「コモンウェルス銀行」にて信託保全を行なっていました。現在は自社の信託口座に移しています。
信託保全とは、万が一MYFX Marketsが破綻しても顧客の資金が返還される仕組みです。
しかもMYFX Marketsでは預けている資金だけでなく「利益分も含めた全額が補償」されるため、トレーダーからの高い信頼性を獲得しています。
MYFX Marketsで考えられる3つのデメリット
MYFX Marketsのデメリットも把握しておくことがリスク管理につながります。デメリットもきちんと理解しておきましょう。
初回の最低入金額が高いので初心者トレーダーへの敷居は高い
MYFX Marketsでは初回の最低入金額が定められており、最も入金額が低いスタンダード口座でも2万円が設定されています。
プロ口座の最低入金額は英語サイトだと1000ドル(約11万円)です。一方の日本語サイトは5万円となっており、日本人だと入金額が安く済みます。ただし他社と比較すると、最低入金額5万円は高い水準です。
したがって初心者トレーダーや、少額投資を行うトレーダーには参入障壁が高くなるでしょう。
ただし、2回目以降の入金については、スタンダード口座とプロ口座のどちらも最低入金額の設定はありません。
出金手数料が高い
MYFX Marketsから銀行送金で出金する際に1回あたり25ドル(約2,500円)の出金手数料がかかります。
これはMYFX Markets側に支払う手数料で、加えて中継銀行のリフティングチャージや国内銀行で受け取る際の手数料も掛かります。したがって合計すると、約7,000円程度の出金手数料を支払う必要があります。
他の大手FX業者では海外銀行送金の手数料は無料が多く、MYFX Marketsの出金にかかる毎回25ドルの手数料は経済的負担が大きいです。
ただしこれは解決方法があります!「bitwallet」を使用すれば、出金元からの出金手数料が無料になり、bitwalletから国内銀行への送金は一回824円と経済的な負担を抑えられます。
したがってMYFX Marketsを利用するのであれば「bitwallet」のアカウントは必須となるでしょう。
情報系・教育系コンテンツがない
大手海外FX業者ではウェビナーやオンラインレッスン、またFXに関するニュースや情報を提供しているところがあります。一方のMYFXMarketsは、情報系・教育系のコンテンツが一切用意されていません。
トレードに関する環境作りに特化するため、コンテンツをあえて抑えている可能性もありますが、経済ニュースや経済指標の情報源は別に持っておく必要があります。
MYFX Marketsの詳細情報まとめ
MYFX Marketsは業界屈指の狭いスプレッドと高い約定力を誇り、FX中級者以上の短期トレーダーに大人気の海外FX業者です。
また「Axitrader」のホワイトラベル、信託保全、取引制限がないといった高品質なサービスを数多く提供しています。
LINEを使用した日本語サポートが受けられることは、日本人にとって安心できるサポート環境であり、不安要素を無くす大きなメリットです。
MYFX Marketsの取引環境は短期トレーダーに非常に魅力的であり、スキャルピングや短期売買、自動売買を行うトレーダーが今後もますます増えていくことでしょう。